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2024年01月06日（2025年02月20日 更新）
堀田実希 hotta
リックソフトは、アトラシアン製品をお使いの方の「困った！」をすぐ解決する「サポートプラスpro」を提供しています（有償）。アトラシアンのトレーニングを受けたリックソフトのヘルプデスク担当社員が、あんなお悩み・こんなお悩み・設定でのつまづきに対して、アドバイスをしてくれます。利用者の声（一部）→「みんなの銀行さま」
１月はじめ、Jiraを導入したばかりというお客様からこんな質問がありました。
ワークフローのステータスを間違って変更してしまいました。トランジションの操作を取り消したい、つまり 直前のステータスに戻したいのですが、ワークフローで直前のステータスに戻れるように設定するしかないのでしょうか？
ワークフローの遷移が煩雑になりそうです。そもそも、間違うことが問題なのですが何かいい方法はありませんでしょうか？
（差し戻しができないワークフロー例）
Jiraでは、履歴を含めて任意ステータスへの差し戻し、ということはできませんので、差し戻しのトランジションを用意してもらった方が良いです。
もし特別な事後処理などをトランジション（ステータス変更時）に設定していたとして、それを誤って操作したとします。その事後処理は人が誤って操作したとしても動作するため（もちろん誤って操作しないようにワークフローの条件などを設定することが好ましいですが）、 誤って設定された値や処理なども、自分たちのJira利用上データとして問題ない形に適切に戻す必要があるためです。
*事後処理などは環境に導入しているアドオンに依存するため、システムが判断して適切に元に戻すことが難しくなっています。
「トランジション実行者をロールやグループ制限する」ことも解決策として挙げられます。誰でも差し戻せなくするなど権限設計ということになります。
ただしその場合、限られたユーザーしかトランジションを変更できないため、現場にあった運用になるか確認が必要です。
回答してくれた方：野澤さん（リックソフト ソリューション開発部所属。
アトラシアンの資格,ACP620（アトラシアンクラウドの管理についての知識を持っていることを示す資格）を持っています。
「現在フリープランで試行錯誤中で、全社導入のためのアドバイスが欲しい」という方、「Jira Softwareの活用方法をもっと詳しく知りたい」という方へ。リックソフトからJira Softwareの評価ライセンスを申し込んだ方は、リックソフトのヘルプデスクチームのサポートが５回まで受けられます。
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