ノーコードを活用してコーディングを最小限に・・あなたのビジネスを成長させましょう

リックソフトブログ

2020年10月13日

ノーコードを活用してコーディングを最小限に・・あなたのビジネスを成長させましょう

Author

樋口 晃 Akira Higuchi

樋口 晃</mt:Var>

  

こんにちは。リックソフトのプリセールス・エンジニアの樋口です。このブログでは最近話題になっている ノーコード とリックソフトの取り組みについてご紹介します。

ノーコードとは

最近 ノーコード という言葉が話題になっています。従来のシステムでは、Java, Python, PHP, C言語 といったプログラミング言語でコーディングをしてシステムを構築する事でユーザーの要求を満たしてきました。ある調査によると、コーディングができる人は 社会全体の 0.26% と言われています。ビジネスの素早い変化に対応するためにアジャイル・プロセスなども実施されていますが、システムに必要なコーディングを出来る人材の確保がネックになる事も有ります。ノーコードというのは、グラフィカル・ユーザーインタフェースを利用する事で要件に合ったシステムを構築する試みです。メリットはコーディングをする場合比べて、リリースまでの時間を短縮できる事と、ビジネスの変化に素早く対応できる事です。そして何より素晴らしいのは、ビジネス・ユーザーが自分の要求に有ったシステムをセルフサービスで実装できる事です。

従来のシステム ノーコード・システム 備考
ビジネス
ユーザー
エンジニア ビジネス
ユーザー
エンジニア
要件定義

ビジネスユーザーとエンジニアが協力して問題の解決方法を検討して、方針を決定します。この部分は従来のシステムもノンコーディングも変更ありません。

実装・テスト 従来のシステムでは実装とテストはエンジニアの作業となりますが、ノーコードの場合はエンジニアは技術支援のみとなり、主担当はビジネスユーザーになります。

受け入れテスト

こちらも主担当はビジネスユーザーとなり、エンジニアはサポートのみとなります。
改修 こちらも主担当はビジネスユーザーとなり、エンジニアはサポートのみとなります。
エラー対応 システムで発生するエラーで最も多いのは、ビジネスロジックのエラーです。ノーコードの場合は、エラーの調査をビジネスユーザーが実施できます。

従来のシステムとノーコードを比較した場合のシステムの開発から運用までのプロセスは上記の通りとなります。ノーコードのメリットは以下かと思います。

  • システム開発・改修の工数を減らせる。
  • ビジネス・ユーザーが作業を実施できるので、要件に沿ったシステムを短期間で構築できる。

逆にデメリットは以下かと思います。

  • 社員が各自にバラバラの実装をして収集が付かなくなる。
  • プラットフォームではサポートしていない機能を実現できない。(ノーコード・プラットフォームは汎用的な機能を効率的に実装できるように設計されているので、必ずしも要件を満たせない場合があるかも知れません)

リックソフトでのノーコードの利用

リックソフトでは、Workato というノーコードのツールをビジネスで利用しています。Workato について説明しますと、Workato のメインの機能はシステム間の連携を自動化する事です。iPaas (integration platform as a service)とも言われています。リックソフトにはスクラッチから開発した業務システムが殆ど無く、ビジネスはSaaSやパッケージ製品で実現しています。そのため、ニーズとしてはシステム間の連携が多いのです。

Workato で自動化を実現する場合「レシピ」という物を作ります。このレシピは下記の様に処理のフローを GUI で作成する事ができます。画面左側が処理のフローで、全体の流れを組み立てます。ループや if 文などの分岐もこちらで組み立てます。下記の例は Salesforce の情報を Jira に連携するレシピです。レシピは「Salesforce にデータが作成された」「Jira で課題がクローズされた」など、アプリケーションで発生したイベントを起点にして処理を開始する事ができます。下記の場合は、Salesforce のケース作成で開始します。各ステップを選択すると、画面右側にステップの詳細が表示され処理内容を設定する事ができます。下記の例は Jira にデータを出力するステップなので Jira のフィールドが表示されています。画面中央には Salesforce の項目が表示されていて、ドラッグ&ドロップで Salesforce のフィールドと Jira のフィールドをマッピングする事ができます。

workato-nocode01.png

また、条件分岐も下記の様に GUI で設定できます。

workato-nocode02.png

リックソフトが Wokato で利用しているユースケースはいくつかあります。その中から3つご紹介します。

ユースケース
内容
1

評価ライセンス申請のメルマガ・アカウント登録

リックソフトでは、Atlassian Marketplace で Jira / Confluence 用の Apps を販売しています。こちらのブログでも紹介していますが、評価ライセンスを要求してくれたお客様にメルマガを送信しています。メルマガツールへのデータの登録に CSV インポートを毎日やっていたのですが、これですと効率が悪いので Workato で自動化しました。
2

イベントで獲得したリードの取り込み

Gartner IT Symposium/Xpo 2019 などのイベントに参加すると、見込み客のリード情報を獲得する事ができます。獲得したリード情報を共有するためにSalesforce や Jira に取り込みます。貰ってくるリード情報は CSV 形式なので、適当に整形して Jira や Salesforce にインポートします。両方にインポートするのが面倒という事で、Google スプレッドシートから Salesforce, Jira にインポートするレシピを作成しました。Google スプレットシートに登録するだけで Jira にも Salesforce にも入るので便利になりました。
3 Amazon での書籍販売の検知

Amazon で Jira Confluence の書籍を販売しています。販売実績を確認するために担当の人は定期的にログインしていました。Workato で Amazon の API を利用して定期的にチェックして、注文が有ったら下記の様にリックソフトで利用しているチャットツールである Slack に表示して共有する様にしました。表示と同時に Jira の課題も作られるので発送タスクの管理もできます。直近の注文の件数と発送状況も Amazon API で確認して表示しているので、発送状況も分かる様にしました。

workato-nocode03.png

ノーコードの効果

次にノーコードを利用したメリットをまとめてみました。

エンジニアの作業が減る

上記の内、最後の Amazon のユースケースは私が見ていますが、他の2つはビジネス・ユーザーのマーケティング・チームの人が見てくれています。要件が変わって改修が有ったりしても、マーケティングの人が修正してくれます。エラーが有った時の対応もやってくれます。これは Workato のジョブ管理機能が良いので、非エンジニアの方でもできるのだと思います。

workato-nocode04.png

ただし、システム的なエラーの場合は私に質問が来て調査したり、場合によっては Workato 社や SaaS のベンダーに問い合わせる事も有ります。また、私が見ている Amazon ユースケースや上記以外のユースケースにもちょっとした修正要望が入る事が有りますが、スクリプトを書いて運用するケースに比べて遥かに簡単に対応できます。サーバーの運用やデプロイなどの管理をしなくて良いのが大変助かります。これはノーコードというよりも、iPaas の効果でもあります。iPaas を導入する事で、エンジニアの作業が減ります。ビジネスユーザーに一部作業を任せる事もできるので、テクニカルなスキルが要求される作業により時間を使える様になります。

アジャイル的な業務改善

ノーコードですとプログラムを作るよりも簡単にできるので「こんな事できたらいいね」という話から「じゃあ、やってみよう」という事になります。そして、修正も用意なので継続して修正して改善していく事ができます。アジャイル的に、業務を改善していくことができる様になります。

Workato 導入のメリット

冒頭に記載した通り、ノーコードを利用した場合の短所は以下かと思います。

  • 社員が各自にバラバラの実装をして収集が付かなくなる。
  • プラットフォームではサポートしていない機能を実現できない。(ノーコード・プラットフォームは汎用的な機能を効率的に実装できるように設計されているので、必ずしも要件を満たせない場合があるかも知れません)

Workato はエンタープライズ向けのプラットフォームとして設計されているため、上記の課題に対応する機能が用意されています。Workato は自動化の実装を レシピという物を作って実現します。このレシピの管理が重要になりますが、管理者であれば全てのレシピを確認する事ができます。個人用のフォルダーに入ってしまって、確認できない様な事は有りません。また、Dashboard というレシピの稼働状況、エラーの状況を管理する機能が有りますので

workato-nocode05.png

プラットフォームとしてサポートされていない機能については、workatao の場合色々と手段が用意されています。先ず、用意されているアクションでの実現が難しい場合は、ユーザーが Ruby でスクリプトを書いて利用する事ができます。Workato は Salesforce, Slack, Jira と言った人気の SaaS 製品 / アプリケーションののコネクターは標準で提供されているので、これらのアプリを利用する場合は簡単に自動化ができます。しかし、コネクターの準備が無い場合も有ります。その場合は、SaaS / アプリケーションの API を利用する事ができます。例えば Atlassian の Marketplace から情報を取得する場合は、https://developer.atlassian.com/platform/marketplace/rest/intro/ を参照しつつ、レシピを作成します。この辺はエンジニアのスキルが必要になります。

また、REST API に一皮かぶせて ユーザーがコネクターを作成する事ができます。Workato には全世界のユーザー間で自作のコネクターを共有するコミュニティも有ります。 リックソフト では、Mattermost というチャットツールのコネクターを提供しています。

workato-nocode06.png

以上、リックソフトで ノーコード・プラットフォームを利用してみた気付きについて報告させて頂きました。Workato でノーコードの実現に興味がある方はご連絡下さい。

                                               

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