企業で利用するクラウドおよびオンプレミスのアプリケーションは、平均1,000以上と言われています。
システムが複雑になるなかで、個々のシステムが発信するアラート数も急激に増加しています。
200以上のクラウドおよびオンプレミスアプリケーションと連携し、
システムやサービスが発信するアラートをハブとして集約させ、
すべてのアラートを制御するクラウドサービスです。
ほとんどのOpsチームは共有メールアドレスなどを使用してアラートを通知していると思います。共有メールアドレスに登録されたメンバー全員にアラートが発信されるのは、本来は不要なメンバーにアラートされることとなり、精神的にも好ましくない状況になります。
Opsgenieは、Opsチームメンバー(運用メンバー)が受け取る不要なアラート、大量アラートから解放します。
柔軟なルールエンジンによって、不要なイベントを排除し、本当に必要なイベントに対して、SMS、Eメール、音声通話、モバイルプッシュなどの複数のチャネルにアラートするため、Opsチームメンバーは重大な警告を見逃すことはありません。
Opsgenieは優れた統合性をもっています。DevOpsチームが利用するZendesk、Zabbix、Splunk、New Relic、Jenkins、GitHub、Datadog、Service Nowなど200以上のアプリケーションと統合し、アラートを集約します。
もちろん、電子メール、Web API、コマンドラインインターフェース(CLI)などとの統合も可能です。
Opsgenieを、イベント通知を集約するハブとして利用し、フィルタリング、通知、スクリプト実行させることで、Opsチーム業務の生産性を一気に向上させましょう。
企業組織の運用業務には、独自のルールやポリシーが存在します。それは対象システムによって異なる場合があったり、システム間の相互依存関係を考えると、さらに複雑になります。
企業組織が利用するクラウド、オンプレミスアプリケーションの運用を行うには、これらのルールやポリシー、依存関係を考慮し、複数のチームがシームレスにコラボレーションする必要があります。
Opsgenieは、この課題に適応するための機能と柔軟性を提供します。
アラートは、単一もしくは複数のチームに設定された規定の順序でエスカレートし、通知スケジュールは、複雑なインシデントレベル(重大度、影響度など)にも対応します。
Excelなどのスプレッドシートやカレンダーを使用して、Opsチームメンバーのシフトを決める必要はありません。
Opsgine側のインターフェースですべての通知スケジュールを簡単に整理し、勤務スケジュールに合わせた通知を行うことができます。
Opsgenieは応答プロセス中に行われたすべてのアクションを記録します。この記録データからMTTA(Mean Time to Acknowledge:承認平均時間)、MTTR(Mean Time to Resolve:平均解決時間)などのレポートを生成・分析することで、すぐにボトルネックが識別され、ベストプラクティスへの改善を行うことができます。