リックソフトブログ

2024年01月31日

<Jira Service ManagementでITSMするチームへのTips>Jiraの自動化トリガーにSlack絵文字が使えるようになりました

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阿部 桃子 abe.momoko

阿部 桃子</mt:Var>

  

2022年夏のリリース以来、多くの方に利用されているJiraの自動化機能(Jira Automation)

ITSMツールのJira Service Management(ジラ・サービスマネジメント)でリクエスト管理をされている方でも、自動化機能を駆使されているチームが多いと思います。

2023年12月の機能リリースで、Slack で絵文字を利用したJiraの自動化ルールを作成することができるようになりました。

Atlassian Assist によって作成された課題に、ユーザーが絵文字でリアクションすると、自動化のルールが実行される機能となっています。

以下のように、トリガーになる絵文字を設定することができます。

20240131_001.png

絵文字でリアクションすると、自動化が動くようになるため自動化に詳しくないユーザーでも視覚的に分かりやすく動かせるようになりました。

SlackとJSMを行き来しなくても、Slack内で反応できるため対応漏れを防ぐことができます。

JSMの管理者としては、絵文字でトリガーを設定できるため、視覚的に分かりやすくなり自動化のルール管理が簡単になりました。自動化のルール管理の時間が短縮できます。

Slackメインで使っていると、JSMの状況に気が付かないこともあると思います。今回追加された絵文字の自動化トリガー機能とSlack内に通知するアクションを組み合わせると、Slack内で状況が把握でき対応漏れをかなり防ぐことができます。絵文字によって自動化のアクションを変える等、組み合わせ次第でよりJSMを便利に使うことができるようになります。

< Jira自動化のユースケース >

■Slack絵文字で担当者の割り当て

絵文字でリアクションがあった場合に、課題の割り当てを自動化で設定。SlackとJSMを行き来せずに、Slack内で課題を割り当てられるため対応漏れを防ぐことができます。

20240131_002.png

■Slack絵文字でSlackに通知

絵文字のリアクションで自動化が動いた際も、Slack内に通知が入るように設定できます。通知先は個人DMあるいはSlackチャンネルを指定できますますので、チーム全員で情報のキャッチアップも可能です。メッセージ内にスマートバリューを設定するとメンションもできます。

画面をJSMやSlackと入れ替えたりせず、すべてSlack内でJiraの課題の状況を把握できるようになります。

20240131_003.png

                                   

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