2025年12月16日
りっくま Rickma
RovoDevCLI で MCP設定して FigmaMCPと繋げてみた話 では Figma Makeと RovoDevCLIを MCPで連携するのを試しましたが、2025年11月20日に Figma Make コネクターのアップデートがありました。
前回は、RovoDevCLIで Atlassian MCPを繋げて Jiraや Confluenceの情報の読み書き、Figma Make MCPに繋げてデザインを読み込ませる等を行っていました。
今回のアップデートで、Figma MakeからAtlassian MCPを繋げて Jiraや Confluenceの情報の読み書きが可能になり、そのコンテキストを使ってデザイン(プロトタイプ)を作成することができるようになったのとのことで実際に検証していきます。
Connect external tools using Figma Make connectors 公式ページによると Atlassian連携では以下のようなことができるとのことです。
Figma
![Figma Make画面を開いて「+」アイコンから[コネクター]を選びます](/blog/2025/12/16/assets/20251216_001.png)


読み込みツールと書き込みツールと分かれており、読み込みツールは「依頼」・書き込みツールの方はデフォルトでは無効となっています。最初は慎重に進めたいので「依頼」で確認して許可を出していきます。

利用可能なオプション ※公式ページより
|
設定 |
仕組み |
いつ使うか |
|---|---|---|
|
実行を依頼 |
Figmaはツールを実行する前に常に許可を求めます |
Figma AIが会話の中でツールを実行するたびに制御したい |
|
常に実行 |
Figmaは許可を求めずに必要なときにツールを実行します |
外部の情報源と利用可能なデータを信頼する |
|
実行しない |
Figmaはツールを実行しようとしません |
必要のないツールにはこの設定を使用します。選択できるツールの数が少なくなるため、Figma AI の速度が向上します。 |
こちらで作成したスクラムダッシュボード要件定義と技術仕様書のConfluenceページを参照させてみます
prompt例
https://hogehoge.atlassian.net/wiki/spaces/PJ/pages/hogehoge https://hogehoge.atlassian.net/wiki/spaces/PJ/pages/hogehoge を参照してデザインを作成してください。

Confluenceの内容を読み込んでイメージに合ったものが出来上がりました。


ConfluenceにFigmaMakeで扱ったコンテキストを書き込みしてみます。
prompt:
新規子ページを作成
「スクラムダッシュボード - UI実装仕様書」という新しいページを作成してください。
https://hogehoge.atlassian.net/wiki/spaces/PJ/pages/hogehoge


今回はFigma Makeの Atlassianコネクターの検証を行いました。MCPは便利ですね!
検証では Confluenceのみで試しましたが、Jiraや Compassも連携ができるようですので気になる方は是非使ってみてください。
気づいたらConfluence管理責任者になってしまった..という方へ、Confluenceの真価を発揮するための管理者向けガイドブックのご案内
Confluence Cloud 管理者向け入門ガイドブックリックソフトは管理者・ユーザー向け研修サービスを提供しています。ぜひご利用ください。
Jira 入門コース リックソフトのJiraシリーズ・Confluenceのe-ラーニング リックソフトの定期研修新刊登場!Confluenceの真価を発揮するための管理者向けガイドブックのご案内
Confluence Cloud 管理者向け入門ガイドブック本情報はブログを公開した時点の情報となります。
ご不明な点はお問い合わせください。