<承認プロセスの効率化>新機能紹介|Jira Service Management Cloud「新しいワークフローエディターでの承認設定」
2025年01月24日(2025年02月07日 更新)
富澤(カスタマーサクセスチーム) tomizawa
--この記事は、Jira Service Managementの設計者・管理者向けの新機能情報です--
このたび、 Jira Service Management Cloud の新しいワークフローエディターで「承認」が設定できるようになりました。
承認依頼が来ると承認者に通知が届くため、申請者は別のチャットツールで上長に連絡する手間が省けます。承認者も通知を見逃さずに迅速に対応できます。
ワークフローに承認ステップを追加することで、責任の所在が明確になり、不正やミスの抑止につながります。
※ 本機能は企業管理対象プロジェクトのみご利用可能です
本記事では
を紹介していきます!

新機能の概要
■ワークフローの承認設定について
承認設定を行うと、次のステータスに進むためには、承認者の「承認」操作が必須になります。

承認依頼を行うと、指定されたユーザーに承認依頼のメールが届きます。
承認者は、メール内のボタン、カスタマーポータル、またはJira課題(※ライセンス保有者の場合)から「承認」または「却下」を実行できます。
申請者はステータスを遷移させるだけで承認依頼が可能となり、承認プロセスが迅速化されます。
<新機能>新しいワークフローエディターでの承認設定について
これまで従来のワークフローエディターでのみ設定可能であった承認設定が、新しいワークフローエディターでも設定可能になりました。

■新しいワークフローエディターとは
新しいエディターでは、従来のエディターから、UI やカスタマイズ仕様が大きく改善され、編集や公開がより簡単にできます。
従来のエディターでは、ワークフロー編集時に以下のステップが必要でした。
- ワークフローをコピー
- コピーしたワークフローを編集
- 編集したワークフローをワークフロースキームに割り当て(付け替える)
- ワークフロースキームの公開
新しいエディターでは、利用中のワークフローをそのまま編集するなど、直感的に操作できます。
詳細は、アトラシアンドキュメント(新しいワークフロー エディターとは)をご参照ください。
■新しいワークフローエディターへの切り替え
従来のエディターの方は、既定のカスタマイズ画面を新しいワークフローエディターにすることで、新しいエディターで簡単にワークフローに承認設定ができます。
操作:[エディターを切り替える]>[既定のエディターを変更]>[新しいエディター]を選択

新しいエディターでは一部の機能(アプリや高度な設定など)が未対応の場合があります。その場合は、従来のエディターに戻すことができます。
設定方法・活用シーン<物品購入リクエストで承認ステップを追加する例>
■設定方法
物品購入のリクエストにおいて、新しいワークフローエディターで承認設定をしてみましょう。
【承認者カスタムフィールドの作成】
はじめに承認者を指定するフィールドを作成します。
操作:右上歯車マーク >[課題] > [カスタムフィールド]>[カスタムフィールドを作成]からユーザーピッカー(単一ユーザー)を作成
フィールド例:承認者 自部門長 など

カスタムフィールドを作成後、フィールドを表示させる画面を選択します。

【ワークフローの編集】
ワークフローを編集し承認設定を行います。
操作:[プロジェクト設定]>[ワークフロー]>[ワークフローを編集]をクリック

承認ステップを追加したいステータスに、承認された場合、却下された場合のトランジションとステータス先をそれぞれ追加します。
設定後、画面右側の承認メニューにある「+」をクリックします。
(従来のエディターの場合は、「承認ステップを含めます」のチェックボックスをクリックします)

用意したカスタムフィールドを指定した後、承認または却下された場合のトランジションを選択します。
「担当者」と「報告者」を承認者から除外するかどうかも設定します。

最後に、「ワークフローを更新」して設定完了です。
(従来のエディターの場合は、下書きを公開します)

活用シーン
サービスプロジェクトにおいての承認ワークフローは様々なシーンで使えそうですね。
活用例を考えてみました。
- 採用管理で、最終的な採用決定は関係者全員の承認を得る
- 経費管理で、〇〇万以上の出張費が発生する場合は、自部門長の承認を得る
- カスタマーサポートで、顧客向けマニュアルをリリース前に、チームリーダーの承認を得る
- カスタマーサポートで、顧客環境にリモートアクセスする際に、顧客(カスタマー)の承認を得る
- IT システム部門で、ソフトウェアの導入前に、セキュリティ担当者の承認を得る
- IT システム部門で、データベースのアップグレードやサーバー構成の変更作業は、変更マネージャー(チームリーダー)の承認を必須とする
- ITSM(ITサービス管理)ツールにおける変更管理で承認機能を利用します
活用シーンを考える中で、ドキュメント公開後に内容の間違いに気付き、慌てて訂正作業をした自身の経験を思い出しました。
コンテンツ公開前にレビュアーが承認するステップを追加することで、事前に間違いを発見しやすくなります。
承認ワークフローは、今回ご紹介した企業管理対象サービスプロジェクトのほか、Jira Cloud(※Premium プラン以上)のチーム管理対象ビジネスプロジェクトでも利用可能です。
業務で承認ステップが必要なシーンでは、ぜひ本機能をご活用ください!
\\Jira Service Management要チェック機能//
リリース時期
本機能は2025年1月にリリース済みです。まだお持ちの環境に機能が反映されていない場合でも、今後1~2ヶ月以内に反映されると思われます。
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