2025年12月24日
AI・DX室 dx
こんにちは、AI・DX室です。
AI・DX室は、社内課題の特定や改善、AI活用による業務改革を通じて生産性を高め、データ活用で迅速かつ質の高い意思決定を支援しています。各部署と連携しながら DX推進をリードしています。
今回のブログでは、Workatoを用いて労務管理業務を自動化した事例を紹介します!
リックソフトでは残業時に事前に申請が必要ですが、実際には「残業しているのに申請が出ていない」というケースが少なくありません。
これまでは、担当者が以下の3つのツールを使って確認、連絡をしていました。
複数ツールを横断して確認や連絡を行う作業は負荷が高く、毎月約6時間もの工数を費やしていました。
この課題を解決するために Workato(ワーカート)を使い、自動化をしました。
Workatoは、社内で利用している様々なアプリケーションやデータベースを連携させ、業務プロセスを自動化する iPaaS(統合プラットフォーム)です。
プログラミングの知識がなくても、「レシピ」と呼ばれる直感的な操作でワークフローを構築できるため、IT部門だけでなく現場のビジネスユーザー主導で業務改善ができる点が大きな特徴です。
Salesforceや Slackなど数千種類のアプリを繋ぎ、データ入力などの手作業を自動化することで、組織全体の生産性向上とDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速を実現します。
Workatoについて:Workato クラウド型の業務自動化ツール|リックソフト
Workatoのことをもっと知りたい方向けシリーズブログ
こちらが今回作成したレシピの全体図です。
レシピは一見複雑に見えるかもしれませんが、実はやっていることは非常にシンプルで「取得 → ループ → 条件判定」の3ステップだけです。
以降、各ステップを順に解説します。

レシピの全体像

データ取得の部分

ループ処理の部分

条件判定&アクション部分

モニタリングの部分
自動化の結果、月6時間の工数を削減できました。
週次の確認作業は完全に不要となり、担当者は本来注力すべき業務に集中できるようになりました。
Workatoの他の自動化事例が知りたいかた
今回は、人事総務の定型業務「残業申請チェック業務」の自動化事例を紹介しました。
Workatoを活用すれば、このような定型業務をスピード感を持って自動化し、組織全体の生産性を上げることが可能です。
Workatoの最高位パートナーであるリックソフトは、Workatoの専門知識を持つプロフェッショナルがしっかりとサポートします。
ご興味のある方はこちらからぜひお気軽にご連絡ください。
そんなかたに向けてこの度、2026年1月22日に Workatoセミナーを開催します!
セミナーでは、株式会社アカツキ様にご登壇いただき、Workato選定のきっかけ、導入後に実現された具体的な活用事例や、現場でのリアルな効果について、ここだけしか聞けないお話をご紹介いただきます!
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サポート、導入事例については
リックソフトのWorkato特設サイトを訪問するリックソフトからWorkatoをご契約いただくと、リックソフトが開発したコネクタ「kintoneコネクタ」「SmartDBコネクタ」が利用できます。詳細は
リックソフトにWorkato に関して問い合わせをする リックソフトの「Workato」特設サイト本情報はブログを公開した時点の情報となります。
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