2024年08月27日
ConfluenceのURLに独自ドメインを設定できるようになりました!|Confluence Cloud新機能「カスタムドメイン」武田 啓子 keiko.takeda
--本ブログは、Confluence Cloudの管理者向けの情報です--
自社Confluence環境のURLの「.atlassian.net」を自社のドメインに変更できたら、もっとセキュリティ的にも安心なのにな...と思ったことはありませんか?
このたび、Confluence でカスタムドメインを設定できるようになりました。(Jira やJira Service Management では既に実装済みです)
また、Confluence からメール通知が届く際のメールアドレスもカスタムドメインに変更できるようになりましたので、2つまとめてご紹介したいと思います。
本記事では
を紹介していきます!
製品URLに対して、①カスタムドメインを設定できるようになりました。(※ Confluence Premium プラン以上の限定機能です)
また、ユーザーに送る通知メールの送信元にも、カスタムドメインを設定できるようになりました。
製品のドメイン名を、ユーザーに覚えてもらいやすいURLや自社で利用しているウェブサイト、メールアドレスのドメインと統一しておくと、エンドユーザーからも「知らない会社ではなく、うちの会社からの連絡だ」と安心して情報を受け取ってもらえます。
まず実際に追加する前に、追加条件や制限事項を確認しておきましょう。
製品のURLにカスタムドメインを追加するための条件は以下のとおりです。
その他の制限事項は、下記リンクからご参照ください。
▶ 製品へのアクセスに使用する URL を更新できますか?(Atlassianサイト)
条件や制限事項を確認して問題なさそうであれば、早速ドメイン追加してみます。admin.atlassian.com から対象組織を選択して、「製品>製品のURL」ページを開きます。
右上の[カスタムドメインを追加]をクリックします。
いくつかの注意点が表示されます。
次へを押して、カスタムドメインを作成したい製品を選択します。今回はConfluence を選択します。
すでに別のカスタムドメインと紐づいている製品は選択できません。
次にドメインを設定します。サブドメインを 2 つ、ドメインを 1 つ入力する必要があります。
お好みでリダイレクトURLを設定できます。製品URLを忘れてしまった場合にユーザーが思い出しやすいURLをリダイレクトURLとして登録しておくことで、
製品URLは思い出せなくてもリダイレクトURLさえ思い出せれば、製品にたどり着くことができます。
設定後、ドメイン管理者にDNSレコード設定を行ってもらうと、ステータスが「INACTIVE」に変更されます。
その後、組織管理者は「アクション>有効化」に設定することで、ステータスが「ACTIVE」となり、カスタムドメインが有効化されアクセス可能になります。
DNSレコード設定が正常に設定されていない場合はステータスが「SUSPENDED」状態になるため、ドメイン管理者に確認してください。
続いて、通知メール元のメールアドレスをカスタムドメインに変更してみます。こちらは、契約プラン関係なくご利用いただけます。
ページやスペースをウォッチしたりメンションされた際に、通常は「confluence@サイトURL.atlassian.net」ドメインからメールを受信します。企業のセキュリティルールによっては、Confluence ドメインから送信されたメールは外部コンテンツとして受信され、信頼されていないとみなされたり、多くの企業でスパムとして誤ってブロックされたりする可能性があります。
組織管理者が送信元メールアドレスをカスタムドメインに変更することで、安全に Confluence からの通知を受け取ることができるようになります。
こちらの設定は、以下の手順が必要になります。
まずは、組織管理者が組織に「カスタムドメイン」と「メールアドレス」を追加します。
<設定方法>
組織管理者がカスタムドメインとメールアドレスを組織に追加したら、Confluence 製品管理者(または組織管理者)がそのメールアドレスを通知の送信元に設定します。
<設定方法>
未完了のタスク通知やウォッチ中のページの変更通知を見逃す心配がなくなりそうですね。
Jira やJira Service Management(以降JSM)にも同様の機能が搭載されています。JSMで外部向けポータルサイトを構築されている場合は、自社ドメインにすることでブランド認知度の向上が期待できそうです。
Confluence メールを送信するメール ドメインをカスタマイズする
本機能は2024年8月にリリース済みです。まだお持ちの環境に機能が反映されていない場合でも、今後1~2ヶ月以内に反映されると思われます。
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