＜ Confluence の自動化ルール利用が作成しやすくなりました＞新機能紹介｜「互換性のあるアクションの絞り込み」

2024年01月18日
＜ Confluence の自動化ルール利用が作成しやすくなりました＞新機能紹介｜「互換性のあるアクションの絞り込み」

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上田麻耶 Maya Ueda

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社内Wikiの Confluence（コンフルエンス）の"自動化機能"、皆さんはすでにご利用でしょうか？

2022年にリリース以降、次々と自動化で設定できるアクションが増えてきました。

自動化設定は少しコツがいるため、エラーが起こると「どこが原因なんだ？」「どこを修正すればうまく動くかわからない」と混乱しがち。「自動化でいろいろできるらしいけど、なんかうまくいかならいからいいや」と設定を断念された方もいると思います。

このたび Confluence Cloud の自動化機能に、トリガーに互換性のあるアクションだけに絞り込んでくれる機能が搭載されました。

詳細はアトラシアンサイト（ New Rule Validations, New Lookup Pages Action, New Template, and New Template Categories ）で公開されています。

本記事では

新機能の概要
リリース時期
活用シーン

を紹介します！

新機能の概要

自動化ルール内のアクション設定時に、前段のトリガーに互換性のあるアクションだけに絞り込んでくれる機能です。（トリガー...以下例では「スケジュール時））
この場合、ページやブログを事前に定義する必要のある「ラベルを追加」等のアクションは表示されません。

この機能の実装により、正確に実行されるルールが作成しやすくなりました。
失敗したら監査ログを調べてアクションを編集して...といった作業が発生しません。

今まで通り、「すべてのアクション」やその他の利用可能なフィルターも引き続き利用できます。

リリース時期

本機能は2023年12月にリリース済みです。まだお持ちの環境に機能が反映されていない場合でも、今後1～2ヶ月以内に反映されると思われます。

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活用シーン

作業プロセスを自動化に設定する際、自動化トリガーやアクションの内容を理解していないと、設定時に手こずってしまいます。

実は私も経験があり... このアクションを設定するならこのトリガーでないとだめ・ブランチを入れないとだめなどの条件がわからず、監査ログを確認しながら実行してエラー修正をして、を繰り返し、最終的に弊社エンジニアに助けてもらうこともしばしば...

先程（概要）の例だと、半年に1回メンテナンスでページにラベル付与するルールを作成する場合、対象条件（CQL）のあとにラベルを追加アクションを設定したくなりますが、「互換性のあるアクション」には表示されません。
コンテンツ操作系のアクションは、トリガーされる際にコンテンツ（ページやブログ、タスクなど）の情報が含まれる場合にのみ「互換性のあるアクション」に表示されます。
定期実行トリガーでは、トリガーされる際にはコンテンツの情報がないため、メインツリー上に置いたコンテンツに対するアクションは対象が未指定となり失敗してしまいます。そのため、「互換性のあるアクション」にコンテンツ操作のアクションが表示されません。

そこで使うのが「ブランチ」です。ブランチツリー上では、操作対象がブランチで検索されたもの１つ１つに切り替わるため、定期実行トリガーの際に、決められた条件での対象コンテンツ（複数）への操作を設定する際に利用できます。定期実行トリガーで設定する場合は、「ブランチ」を使用してください。