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リックソフトブログ

ヘルプデスクメンバーが語る 2022年に多かったJira Software(Cloud)のお問合せベスト3

2022年12月23日(2023年06月15日 更新)

南澤 華代

南澤 華代 Hanayo Minamisawa

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こんにちは!私はリックソフト株式会社で 主に Atlassian 製品機能やエラーの問合せを対応するヘルプデスク部門にいる南澤です。
はやいものでAtlassian製品に携わってから9年が経ちました。

ここ数年で Atlassian Cloud製品の問合せもかなり増えました。その中でお問合せ数が多い機能やお悩みを紹介します。

1.「企業管理対象プロジェクト」 と「チーム管理対象プロジェクト」どっちを使えばいいの?

さぁ、Jira Software Cloud を使ってみよう。まずは一番大きい箱の「プロジェクト」を作ろう。上部メニューバーの「プロジェクト」を押すと「プロジェクトの作成」が出るからここをクリックすればいいかな。クリック!

次の画面は「プロジェクトテンプレート」を選択するっぽい。何を選べばいいかわからないが、カンバンでプロジェクト管理してみたいから、とりあえず「ソフトウェア開発」>「カンバン」を選択しよう。クリック!

次の画面で、選んだプロジェクトテンプレートの詳細が見られるのね。これでよさそうだから「テンプレートを使用」をクリックして次に!

プロジェクトタイプを選択する画面に。「チーム管理対象プロジェクト」か「企業管理対象プロジェクト」を選ばないといけないようだけど、説明文読んでもいまいちどっちか適しているのかわからない!

と、迷った方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

「チーム管理対象プロジェクト」「企業管理対象プロジェクト」どちらを使えばいいのか?とお客様に質問されたら、まず私は誰がプロジェクトを作成・設定・管理するのかを基準に決めてください」と答えます。
プロジェクト作成・初期設定した後の運用も視野に入れて決めていきましょう。

両者の大きな違いは、プロジェクトを作成できる人物です。「企業管理対象プロジェクト」は Jira 製品管理者のみ、「チーム管理対象プロジェクト」は誰でも作成できます(グローバル権限で作成できるグループメンバーを決められます)。

Jira プロジェクトで利用するワークフローやカスタムフィールド等の課題設定についても、「企業管理対象プロジェクト」は Jira 製品管理者のみ、「チーム管理対象プロジェクト」はプロジェクトの管理者が操作できます。

以下のメリットとデメリットを確認の上、どちらの対象プロジェクトにするかを選定しましょう。

運用面でのメリット・デメリット

メリット
デメリット
企業管理対象プロジェクト
  • プロジェクトのフィールド構成や画面設定、権限設定等のスキーム情報を他のプロジェクトへ共有できる
  • Jira 製品管理者だけプロジェクトが作成できるため、プロジェクトの乱立を防ぎやすい
  • Jira 製品管理者でないとカスタムフィールドやワークフローの作成ができない
  • Jira 製品管理者でないとワークフローやフィールド構成等の設定の編集ができない
チーム管理対象プロジェクト
  • グローバル権限で指定したグループメンバーであればだれでもプロジェクトを自由に作成できる
  • プロジェクト管理者がカスタムフィールドやワークフローの作成ができる
  • プロジェクトが乱立する可能性がある
  • プロジェクト作成者、プロジェクト管理者に向けて、特にプロジェクトの公開設定に関する教育が必要
  • プロジェクトのカスタムフィールド等の設定情報を他のプロジェクトへ共有できない

詳細は、Atlassianさんの公式ドキュメント チーム管理対象プロジェクトと企業管理対象プロジェクトとは をご確認ください。

2.課題のトランジションの権限を持っているのにステータスを変更できない!

企業管理対象プロジェクトで、適用されている「権限」スキームの「課題トランジション」権限があるのに、

特定のユーザーだけステータスへ遷移できない。(ステータスの選択肢が出てこない)

遷移できるユーザーは以下のように見える。

なんでこんな挙動になるの?というご質問もいただくことがあります。

ステータス変更のプルダウンから一部のステータスが表示されない場合は、ほぼワークフローのトランジションの「条件」設定が原因です。

問題が発生している課題の課題タイプに適用されているワークフローを編集画面から見てみましょう。

例えば、「To Do」から「In Progress (進行中)」のトランジションを見たいときは以下の赤枠リンクをクリックします。

「条件 1」となっているので、トランジションする際の条件が何か一つ設定されています。

条件に特定のプロジェクトロール 「Administrators」のメンバーのみがトランジションが実行できる設定が入っていることを確認できました。

ステータス遷移できないユーザーがトランジションの条件に当てはまらなければ、この設定が今回の事象の原因ということになります。

特定のプロジェクトロールにトランジションを限定されている場合は、プロジェクトロールにユーザーを追加するか、ワークフローの条件に対象のユーザーが含まれるグループやロールを追加するなどで対処できます。

3.新規のボードが作れない!

Jira Softwareタイプのプロジェクト(企業管理対象)の左側サイドバーにボードを作成できる機能があります。

一部のユーザーがボードの作成を進めていくと

最後に共有する権限がないというエラーが出てボードを作成できない。

このエラーが出るのはなぜ?と質問をいただくことがあります。

エラーメッセージの通り、操作するユーザーに ボードを他のメンバーに共有する権限がない場合は、新規でボードを作成することができません。

新規でボードを作成できるようにするには、グローバル権限の 「ダッシュボードとフィルターを共有」権限が必要です。
この権限をユーザーに付与すれば新規でボードを作成できるようになります。(権限の名称に「ボード」が入っていないですが、この権限が該当します)

権限付与後に無事新規のボードが作成できました!

さいごに・・・

いかがでしたでしょうか? 反響があれば今後もシリーズ化していきたいなと思います。

リックソフトのヘルプデスクでは、Atlassian Cloud製品を対象としたサポートサービス「サポートプラス/ サポートプラスPro」を提供しています。Webフォームでのご質問はもちろんのこと、Web会議サポートや、Slackを使ったサポート(Proのみ)を提供しており、よりお客様に近い立場でサポートさせていただきます。

余談ですが、私は ACE(Atlassian Certified Expert: アトラシアン認定エキスパート)なのですが、AtlassianさんからたまにSwag(ノベルティ)をいただくことがあります。
特に先日いただいたフリースジャケットはとても温かく活躍しています。この場を借りてお礼を言わせていただきます。ありがとうございます!

みなさまも温かくして寒さの厳しいクリスマスや年末年始をお過ごしください。それではまたの機会に!

              
                                                       

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本ブログのカテゴリ: Jira
  

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