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リックソフトブログ

「AIネイティブな組織」の時代へーアトラシアン社最大の年次イベント「Team '26」レポート

2026年07月09日

むてんかまなみ

むてんかまなみ Mutenka Manami

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--このブログは、Atlassianの年次イベント「Team」を紹介する内容となっています--

1. Team'26ってどこでやったの?

Team '26は2026年5月5日〜7日にかけて、アメリカ・カリフォルニア州のアナハイム・コンベンションセンターで開催

Team '26は 2026年5月5日〜7日にかけて、アメリカ・カリフォルニア州のアナハイム・コンベンションセンターで開催されました。アナハイムは、昨年(Team '25)に続く2年連続の開催地で、世界初のディズニーランドが生まれた「ディズニーの聖地」として知られる街です。

西海岸らしいカラッとした気候で、ロサンゼルス空港から車で約1時間とアクセスも良好。本会場は、ディズニーランドのすぐ裏手に位置しています。

参考:前回のレポート記事
5000人以上が現地に集結!アトラシアン社主催の年最大規模のイベント、Team'25レポート

2. Atlassianの年次イベント「Team」に参加する3大メリット

~その1~ Atlassianプロダクトやソリューションに関する最新情報の収集ができる

Atlassianプロダクトやソリューションに関する最新情報の収集ができる

会期中、Atlassian社員・技術者や Atlassian利用企業による120以上のセッションが開かれます。共通テーマは AIとの協働。内容は各社のトップ技術者・経営者の対談、「AIと人間の協働」「エンタープライズ企業での ITSM実装事例」「LoomとAIの活用事例」「フローのデザイン:F1Atlassian・Williamsが AI主導で System of Workを構築した方法」、「Teamwork Graphのユースケース」など、Atlassian製品と AIに関連したものです。

会場の案内は、このイベント用の専用公式モバイルアプリにおまかせ。例年通り、会場の地図やセッションスケジュールが閲覧できます。「気になるけど、英語でのセッションを聞いて理解できるか自信がないんだよな...」という方も安心してください。今年のアプリには、日本語同時通訳機能が新たに登場しました。実際に翻訳機能を使った参加メンバーからも「セッション内容を理解するのに、かなり役立った」との声がありました。

~その2~ Atlassian社やアプリベンダーとの意見交換

オンライン配信とは異なる現地ならではの一番の魅力は、ブースやセッション会場で、Atlassian社員やアプリベンダーと直接対話できること。セッション会場の外には多数のブースが並び、セッション時間外は新プロダクト・新機能の説明からエンドユーザーの活用事例、Atlassian社の今後の方向性まで、「Atlassian製品に関することなら何でもわかる・聞ける」状態です。

プロダクトへの意見・要望を伝えたり、細かな疑問について直接ディスカッションできます。「セッションで最新情報を知る→気になったプロダクトのブースでフカボリ質問・デモを見る」という回り方で、プロダクト設計者の意図を踏まえた製品理解やユースケースの相談ができます。

「ブースでの英語コミュニケーションには自信がないんだよな...」という方は、ご安心ください。御社の利用環境を理解している英語が堪能なリックソフトの社員がアテンドしてサポートします!

Atlassian社のプロダクト担当者とのミーティングを設定し、重要トピックを深く議論できることもあります。

予定の時間枠を超えてブースを巡った方も

今年同行したお客様の中には、想定以上に Atlassianの世界に引き込まれ、予定の時間枠を超えてブースを巡った方もいました。

Atlassian社のブースだけでなく、Marketplace(アプリ)ベンダーのブースにも魅力的なアプリが多く、新しい発見が多数ありました。

Rovo Theaterでのセッションの様子

Rovo Theaterでのセッションの様子

ブースでのセッションの様子

ブースでのセッションの様子

~その3~ ユーザー間の交流

会期中は Atlassian社主催のパーティーや朝食・ランチなど、他社の方々と交流する機会が数多あります。他社の活用事例や課題などから、自社の課題解決の糸口が見えてくることも。

ユーザー間の交流

リックソフトは、毎年日本から来場された企業同士がカジュアルに交流できる懇親会を主催しています。日本でも、主に東京で、Atlassian・Community・Event(通称ACE)でユーザーが集まることがありますが、異国の地だからこそ一歩踏み込んだ課題共有がされていました。
参加されたお客様からは「海外で、利用製品や社内の立場が同じ企業の方と集まって話すことで、日本にいる以上に深い話ができた」という声もいただきました。

3. Team '26のテーマと注目発表

今年の Team '26のテーマは「AI-Native Organization(AIネイティブな組織)」。世界各国から集まった来場者の前で、人間とAIエージェントが同じ文脈(コンテキスト)を共有し、チームとして協働する世界を描きます。Atlassianの創業者である Mike Cannon-Brookes氏の基調講演(Keynote)では、「知性はエンジン、文脈こそが燃料(Intelligence is the engine; context is the fuel)」と語り、最新AIモデルそのものではなく、自社固有のナレッジ(文脈)こそが競争優位になると強調しました。「直近半年でエージェント型自動化(agentic automations)が7倍に増加した」と紹介し、Mercedes-Benz/Docusign/Teach For All 各社が、日常業務に Rovoエージェントを活用している事例を語りました。

会場で関心の高かった発表を、いくつかご紹介します。

・ Teamwork Graphの開放

  • 人・仕事・ナレッジといった1,500億超のつながりを持つ「組織の文脈(コンテキスト)」基盤を、外部にも開放。
  • Teamwork Graph CLIとRovo MCP Server上の Teamwork Graphツール(ベータ版)を提供。

・ AIエージェント「Rovo」 の強化

  • 自然言語で誰でもエージェント/自動化/アプリを作れる Rovo Studioの一般提供開始。
  • 分析基盤となる Rovo Analyticsや、複雑な依頼を多段プランに分解して実行する新推論モード「Max」が登場。

・ Agents in Jira / Remix with Rovo

  • AIエージェントが Jira上の「チームメンバー」として働き、課題の担当者として割り当てたり、コメントやメンションで調査・要約・解決策の提案を依頼する機能や、Confluenceのテキストを読み込み、図解・グラフ・スライド化する機能の提供。

・ その他

AIネイティブなブラウザ「Dia」

  • AIネイティブなブラウザ「Dia」や、顧客フィードバックを一元集約する新アプリ「Feedback」なども発表されました。特に、2025年に Atlassianの一員になった AIブラウザ「Dia」には熱い視線が注がれており、ブラウザ自体がユーザーや業務の「文脈」を把握し、日報や資料やタスクの洗い出しなどを「頼まれる前に」生成するというデモが行われました。もちろん、Atlassianのデータ基盤であるTeamwork Graphとも連携し、人・プロジェクト・ドキュメント・意思決定内容など、Atlassian製品やその他の外部サービスを横断的につなぐツールとして位置づけられています。
  • なお、Team '26では、年に数回の大型発表を行う従来の方式から、「日々ビルドして公開する(shipping in public)」スタイルへの転換も表明されました。

    ・ そのほか Team'26関連リックソフトブログ

    4. Teamに参加される方に向けたリックソフトの現地サポート

    リックソフトでは、日本から来場されたお客様向けに現地サポートを提供しています。限られた会期を最大限に活かしていただくため、次のような伴走支援を行います。

    • アーカイブ配信の有無も踏まえたセッションのスケジュール作成
    • ブース巡りの際のアテンド(通訳・プロダクト説明の補足)
    • ご要望に応じた Atlassian社とのミーティング調整
    • お客様同士の交流機会の提供

    今年も、サポートさせていただいたお客様から「説明がわかりやすく、要望をしっかり伝えてもらえて大変助かりました」「通訳付きでおすすめのブースにアテンドいただき、参考情報も共有してもらえて大変有意義だった」といった声をいただきました。

    また、今年はマツダ株式会社の茨木様に現地セッションへご登壇いただくこととなり、イベント開催の約半年前から、リックソフトも技術的なご支援などをさせていただきました。

    マツダ株式会社 茨木様のセッション

    マツダ株式会社 茨木様のセッション

    5. 参加されたお客様の声

    Team'26に参加された感想や参加を迷われているお客様へのメッセージをいただきましたので、ピックアップコメントをご紹介します。

    • 「すごく良い経験をさせて頂きました。 Atlassian製品全体の戦略や考えなどがよく理解でき、社内での今後の展開に参考になりました。 日本企業同士の交流なんて、日本でもできるじゃないかと言われそうですが、海外で日本企業が集まり、かつ利用製品や社内の立場が同じ人が揃って会話することで、日本にいる以上に色々とお話ができて良かったです」
    • 「Teamは1度参加すると、Atlassian製品を使った改善、DX推進のモチベーションになります」
    • 「Atlassianおよびパートナーの開発メンバーとも直接話ができ、国内外の他社との交流も得られる貴重な機会です。参加する価値はあると思います。」

    参加されたお客様には、日本では感じ取ることができない海外イベントならではの体験をしていただくことができ、有意義な時間を過ごしていただけたようで、リックソフトとしても大満足の結果でした。

    6. Team'27の開催時期・場所

    Team '26 は「AIネイティブな組織」をテーマに、Teamwork Graphや Rovoを軸とした発表が盛りだくさんでした。

    来年のTeamへの参加を検討されている企業のみなさまは、ぜひお気軽にご相談ください。リックソフトが現地での情報収集から商談までサポートいたします。

    Team '27となる次回はアメリカ太平洋時間2027年4月20日(火)-22日(木)、サンフランシスコでの開催予定です。Atlassian製品を全社的に活用されている担当者のみなさま、ぜひご検討ください。

    本ブログのカテゴリ: AI活⽤・業務改善事例 イベント

    むてんかまなみ

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