Atlassian 製品と ChatGPT を連携させたユースケースを紹介
2025年11月06日(2026年04月14日 更新)
松本遥也 Haruya Matsumoto
リックソフト開発部 生成AI活用チーム 新卒エンジニアの松本です。
リックソフトではAI ツールの効果的な利活用に力を入れています。
今回の記事では Atlassian 製品(Jira Cloud/Confluence Cloud)と ChatGPTを、Atlassian Rovo MCP Server経由で連携するユースケースを紹介します!
MCP(Model Context Protocol)とは?
MCP は、AI アプリケーションを外部システムに接続するための共通のプロトコルです。
AI アプリケーション用の USB-C ポートのような役割を果たし、どんな AIモデルでも同じ手順で外部サービスにアクセスできる仕組みを提供します。
Atlassian Rovo MCP Server の紹介
Atlassian Rovo MCP Server(以下、Rovo MCP) は、Atlassian Cloud サイトと互換性のある外部ツールを繋げるためのツールです。
現在「Jira」「Confluence」「Compass」との連携がサポートされており、今回は Rovo MCPを使用して ChatGPT と Jira Cloud と Confluence Cloud を連携させています。
主な機能
- Jira
利用可能なプロジェクトの取得、課題の検索・作成・編集、コメントの追加、ステータス遷移が可能。 - Confluence
利用可能なスペースの取得、特定スペース内のページ内容の取得・検索、新しいページの作成が可能。
データとセキュリティ
- HTTPS による通信内容の暗号化
- OAuth2.1 による安全な認証とアクセス制御
- Jira、Confluence、Compassのユーザー権限によるデータアクセスの制御
サポートされているクライアント一覧
- Claude
Anthropic が開発している会話型 AI。Claude Desktop、Claude for Teams、Claude Code との連携がサポートされています。 - Cursor
AI 機能を搭載したコードエディタ。 - Visual Studio Code(VS Code)
Microsoft が提供するオープンソースのコードエディタ。 - Google Vertex AI
Google が提供するフルマネージド AI 開発プラットフォーム。 - GitHub Copilot
開発者向けの AI コーディングアシスタント。 - Microsoft tools
Microsoft 365 などの MCP 経由で Atlassian コンテンツへのリンクを可能にする製品がサポートされています。
上記のツールに加えて、プロキシ経由でサーバーに接続し、サーバー上で実行できる MCP 互換のローカルクライアントもサポートされています。
Rovo MCP は現在ベータ版のため、一部の高度な機能はまだ開発中です
ChatGPT の紹介
ChatGPT は、OpenAI が開発した大規模言語モデル(Large Language Model:LLM)をベースとした会話型 AI です。
自然言語による質問応答や文章生成、要約、推論など様々な機能が搭載されています。
コネクター機能
ChatGPT にはコネクター機能が用意されており、Github や Gmail、Google カレンダー、Slack や Teamsなど様々なサービスと接続することができます。
そのため、コネクター機能を利用して接続した製品と連携して、自然言語による操作を行うことが可能です。
今回は紹介したコネクター機能を利用して、ChatGPT と Rovo MCP を接続し、 ChatGPT から Jira と Confluence を使用するユースケースをご紹介いたします!
ChatGPT と Jira Cloud ・ Confluence Cloud 連携のユースケースを紹介!
Confluence に作成された議事録の内容から、Jira の課題を作成
- ChatGPT に カスタムコネクターとして Rovo MCP を追加
(注) ChatGPT のカスタムコネクターを利用するには、開発者モードを有効にする必要があります。a. 設定手順
設定 > アプリとコネクター > 作成 をクリックして、下記のように入力します。

b. MCP サーバーの URL は「https://mcp.atlassian.com/v1/sse」と入力し、認証は OAuth を選択します。
c. 「作成する」をクリックするとブラウザで認証画面に遷移するので、画面に従い認証を行ってください。
<参照情報>
ChatGPT の開発者モードについて
・OpenAI PlatformRovo MCP の設定方法について
・Getting started with the Atlassian Rovo MCP Server | Atlassian Rovo MCP Server Cloud | Atlassian Support - Confluence に課題の作成に使用する議事録を用意

- ChatGPT に追加した「Rovo MCP サーバー」を使用して、回答を行うように設定

- Jira のプロジェクト一覧と Confluence のスペース一覧を取得する

- Confluence の議事録の内容から Jira の課題を作成するように依頼する

- Jira を開いて課題が作成されていることを確認

このように、Confluence に作成された議事録の内容から指定した Jira のプロジェクトに課題を作成することができます!
オススメの設定:ChatGPTのカスタム指示
ChatGPT にはカスタム指示を設定する機能があります。
「設定 > パーソナライズ」を設定しておくことで、Jiraプロジェクト一覧やConfluenceスペース一覧の自動取得・活用が可能です!
毎回Jiraプロジェクト一覧やConfluenceスペース一覧の取得を指示する必要もなくなり、スムーズに課題やスペースの検索が可能になります。

おわりに
今回は Rovo MCPを活用したChatGPTと Atlassian製品(Jira/Confluence)の連携事例をご紹介しました。
紹介した以外にも、業務内容によって様々なユースケースが存在すると思いますので、次回があれば他のユースケースや違うツールとの組み合わせなどもご紹介できればと思います!
松本遥也 Haruya Matsumoto
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