Confluence（コンフルエンス）管理者向け新情報："グローバル自動化"ができるようになりました

2023年03月31日
Confluence（コンフルエンス）管理者向け新情報："グローバル自動化"ができるようになりました

Author

永谷寛子 Nagatani Hiroko

永谷寛子</mt:Var>

リックソフトは、サポートプラス・サポートプラスproをご利用の方向けに、各月のアトラシアンクラウド新機能をまとめたドキュメントを公開しています。　2023年2月に追加された機能から、ブログで一部抜粋してご紹介します。

【Confluence】(Premium/Enterpriseプラン管理者向け）グローバル自動化ができるようになりました

こちらはPremium/Enterpriseプランを契約されている方のアップデート内容です。

サイト管理者が"グローバル自動化"を使用できるようになりました。

具体的に

サイト管理者はグローバル自動化ルール（スペースをまたいでコンテンツ全体に動作する自動化ルール）が作成できる。
サイト管理者は各グローバル自動化とスペース単位の自動化の監査ログや使用量を確認できる。

の２つです。

自動化のトリガーとアクションは以下になります。

＜自動化のトリガー＞

ページのステータスが変更されたとき
ブログ投稿を公開したとき
ページが公開されたとき
ページかブログにコメントしたとき
ラベルが追加されたとき
ページを編集したとき
ページやブログでメンションされたとき
スペースを作成したとき
スケジュール時
Webhook 受信時

＜自動化されるアクション＞

ウォッチャーを追加/削除する
コメント追加する
アーカイブする
ページを指定スペースにコピーする
ラベルを削除・追加する
新しいページを公開する
Teams、Slack、メール通知する
Web リクエスト送信
監査ログに記録する
変数を作成す

では、どんな使い方ができそうか、、、リックソフトのケースで提示します。

<ユースケース１>　メーリングリストに「承認」送信

ページのステータスが「レビュー待ち」に変更されると、承認者グループが使っているメーリングリストにページ URL 等を載せたメールが送信される。

<ユースケース２>期限切れタスクの通知

未完了のタスクが期限切れになったら担当者にメールで通知する

<ユースケース３> コンテンツに特定のラベルを付与すると特定の Slack に通知する（例：テックブログ）

Confluenceを利用しているテック企業は、テックブログを更新している企業も多いのではないでしょうか。

会社全体で Confluence を利用していて、社員全員が個人スペースを持っており、部署問わず個人スペースでユーザーが知見を貯めている場合...
「月イチの作業を hogehoge を使って簡略化してみた」
「新しく fugafuga 機能がリリースされたので検証してみた」
というように、「テクニカルな知見をメモしてみたけど、もう少しきれいに整えればテックブログのネタになりそうだな」というぺージに「テックブログネタ」のようなラベルを付与すると、「ラベル付与」がトリガーとなって Slack のブログ担当グループチャンネルに通知されるようになります。