MiroとConfluence Whiteboardを比較してみた
2025年11月10日
大薗 輝久 teruhisa ohzono
こんにちは、リックソフトの大薗です。
チームのアイデア出しや業務の見える化を進めるうえで欠かせない「オンラインホワイトボード」
その中でも代表的な存在が Miro(ミロ)
一方、最近では Atlassianの Confluence にも「Whiteboard(ホワイトボード)」機能が追加され、注目を集めています。
どちらもチームコラボレーションを支える便利なツールですが、実際に使ってみると「得意分野」が大きく異なります。
今回は、私が日々お客様へソリューション提案をする中で感じた"リアルな違い"をもとに、両者を徹底比較します。
1. コンセプトの違い
まず注目したいのは、両者の設計思想です。
Miro「イノベーションのためのビジュアルコラボレーションツール」
チームが場所や職種を超えてアイデアを可視化し、共創を生み出すために設計されています。
Confluence Whiteboard「ドキュメント起点のチームコラボレーション機能」
Confluence上のナレッジやページとスムーズに連携し、情報整理や意思決定をより直感的に進めることを目的としています。
まとめ
- Miro:発想・構想・ブレスト・共創に強い
- Whiteboard:議事・ナレッジ化・チーム連携に強い
2. 機能を比べてみた
コラボレーション体験
Miro:リアルタイム編集が非常にスムーズで、ポインター表示・コメント・投票・タイマーなどファシリテーションに特化した機能が豊富です。
Confluence Whiteboard:複数人編集は可能ですが、会議向けの支援機能はまだ限定的です。
➡ 会議やワークショップを活性化させたいなら Miroが最適です。
連携機能
Miro:Jira・Confluence・Slackなど多様な外部ツールと連携可能で、付箋を Jira課題に変換するなどアクションに直結する連携が魅力です。
Confluence Whiteboard:Confluence内でページやタスクと自然に結びつけられるため、Confluence中心の運用に向いています。
AI機能
Miro AI:要約・アイデア生成・マインドマップ化などを自動で行い、会議後の整理時間を大幅に短縮できます。
Confluence Whiteboard:Atlassian Intelligenceが利用できますが、現時点では限定的です。
➡ AIを活用した発想・整理には Miroがリードしています。
デザイン・テンプレート
Miro:OKR、KPT、カスタマージャーニー、SWOTなど数百種類のテンプレートが用意されており、すぐに実践に移せます。
Confluence Whiteboard:まだ基本機能中心です。
➡ フレームワーク活用やワークショップ設計には Miroが最適です。
3. チーム目的別おすすめ
|
チームの目的 |
おすすめ |
|---|---|
|
企画・ブレスト・発想会議 |
Miro |
|
会議メモやドキュメント共有 |
Confluence Whiteboard |
|
Jira/Confluenceと連携した一気通貫運用 |
Miro+Confluence 併用がおすすめ |
実際、リックソフト社内でも「Miroで発散 → Confluenceで整理 → Jiraで実行」という流れが定着しています。
アイデアを形にするスピードと、ナレッジを蓄積する一貫性を両立できる運用です。
4. リックソフト的おすすめ運用
リックソフトは「Miro × Confluence × Jiraの三位一体運用」を推奨しています。
- Miro:アイデア創出・共創ワークショップ
- Jira:アクション化と進捗管理
- Confluence:ナレッジ化と共有
たとえば営業チームなら、Miroで顧客課題をブレストし、Jiraで提案タスク化、Confluenceで提案書を管理。
一連の流れがクラウド上でつながることで、「議論で終わらないチームコラボレーション」を実現できます
5.まとめ
|
観点 |
Miro |
Confluence Whiteboard |
|---|---|---|
|
企画・ブレスト |
◎ |
△ |
|
ドキュメント共有 |
○ |
◎ |
|
テンプレート |
◎ |
△ |
|
AI活用 |
◎ |
△ |
|
料金 |
Freeプランあり |
Freeプランから利用可能(制限あり) |
Miroは創造性、Confluence Whiteboardは一貫性ということです。
どちらが優れているというよりも、「目的で使い分ける」ことが鍵です。
最後に
リックソフトでは、Miroと Atlassian製品を組み合わせたチームの「見える化」支援を行っています。
「自社のワークスタイルに合うツール構成を知りたい」「Miroを業務にどう組み込めばいいか悩んでいる」
そんな方は、こちらからお気軽にご相談ください。
大薗 輝久 teruhisa ohzono
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