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リックソフトブログ

第4回:Workato(ワーカート)とは? レシピのマネジメントに欠かせないVersion(バージョン)管理機能

2021年10月15日(2025年10月21日 更新)

大薗 輝久

大薗 輝久 teruhisa ohzono

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リックソフトブログ「Workatoとは?」シリーズの"4回目"になります。

今回は、Workatoで作成したレシピのVersion(バージョン)管理機能について触れていきたいと思います。

プログラムなどで、コードを管理するのに必要不可欠な、Version管理。
Workatoでも、「いつ・誰が・何をしたのか」を全てVersionとして記録しています。

また、前のVersionを参照・復元することも簡単操作で行えるため、多くの企業様でガバナンスの一環として利用されています。

それでは早速説明していきたいと思います。

■WorkatoレシピのVersionの作成方法

Version管理をする方法は特になにか特別な操作は必要ありません。
レシピを作成している際、Editの画面でSaveボタンを押すだけでVerisionが自動生成されます。レシピを使っているユーザーは手間や時間をかけず特段に意識せずVersion管理が行うことができます。

ちょっとした変更でもSaveボタンを押せば、毎回しっかりとVersionが作成されるので特別な操作は必要ありません。

■WorkatoレシピのVersionを確認する

Versionの確認方法は、作成したレシピの「Version」タグをクリックして確認することができます。

各Versionで、「いつ、誰が、何をしたか」を確認することができます。

また、Versionごとに、Comments(コメント)を入力することができるため、前Versionのレシピを開くことなく、何を変更したかが後々わかるように、こまめにコメントを入力されておくことをお勧めいたします。

■前のVersionに復元する

前のVersionに復元することも簡単に行うことができます。

方法は、Versionタグで復元したい行をクリックし、画面右上にある「Restore this version」を押すことで可能となります。

※レシピがスタート中はボタンが非アクティブになっていますので、復元したい場合は、レシピをSTOPしてください。

このように簡単手順で、復元状態からレシピを編集・実行することができます。

復元したレシピが最新Versionとして管理されるため、復元前に戻したい時も同様の手順で戻すことができますので、安心ですね。

■Workatoバージョン管理のまとめ

Workatoは、特にエンタープライズ利用を目的として作られているため、Version管理機能は実装していますが世に出回っているiPaaS製品には、こういったVersion機能を持ち合わせている製品はあまり多くありません。

いわゆる市民開発が可能な製品だからこそ、「誰が・いつ・何を手を加えたか」のガバナンス機能はとても重要となります。

次回、第5回目は、レシピの稼働状況のマネジメントを紹介します。

                                         

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