2025年06月03日
AtlassianのプルリクエストアシストAI エージェント「Code Reviewer」ベータ版にさわってみた【Rovo Dev Agent】リックソフトブログ編集部 ricksoft-blog
2025年4月、Atlassian 社のRAG(横断検索生成AI)付きエージェントのRovoが、Jira Cloud, Confluence CloudのPremiumプランユーザー、 Jira Service Management Cloudプレミアムプランのエージェントに無料で開放されました。(*Premiumプランの方に向けてロールアウト中で、Standardプランの方にも順次機能がロールアウトされていきます)
リックソフトのヘルプデスクチームリーダーの南澤は、開発者を支援するRovoエージェント「Rovo Dev Agent」のEarly Access Program(アーリーアクセスプログラム)でベータ版のウェイトリストに登録し、Rovo Dev Agentのひとつ「Code Reviewer」にさわることができましたので、レポします。
こちらは、一言でいうとその名の通り、BitBucket・GitHub上で「プルリクエストを自動でレビューしてくれる」エージェントです。
< 目次 >
南澤はBitBucket CloudでCode Reviewerを試しました。
BitBucketの設定画面からWorkspace settings > Rovo Dev Agents にて「Use Rovo Dev Agents in this workspace」をオンにします。
リポジトリの Repository Setting > Review pull requests in this repository を有効にする
これで準備が完了です。
コードをプルリクエストした後、すぐに Rovo Dev Agent「Code Reviewer」が呼び出され、コードレビュー(リスク分析)の自動コメントがつきます。
画像はコード内の注釈コメントだけ修正したパターンです。
「major riskは見当たらない」とのことでした。
2025年5月現在、Rovo Dev Agentはまだベータ版です。そのため精度が発展途上なので、Code Reviewerの結果が間違っていることもあります。間違っていたらバッドボタンでフィードバックを送り、改善を期待しましょう。
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