2025年11月18日
大薗 輝久 teruhisa ohzono
こんにちは、リックソフトの大薗です。
「オンライン会議って、どうしてこんなに参加する人の温度感が低いんだろう?」
----そんな経験、ありませんか?
コロナ禍を経てオンラインでの打ち合わせやワークショップが当たり前になった今、「効率は上がったけれど、熱量が下がった」という声をよく耳にします。
リックソフトでも、リモートワークが増える中で同じ課題に直面しました。
「どうすれば、画面越しでもアイデアがぶつかり合うような場を作れるのか?」
その答えの1つとしてたどり着いたのが、ビジュアルコラボレーションツール「Miro(ミロ)」でした。
従来のオンライン会議では、共有資料を一方的に見せるだけで、話す人と聞く人がはっきり分かれていて、参加者の熱量に差が生まれがちでした。
Miroを導入して最初に感じたのは、「全員が "書き込める"だけで空気が変わる」ということです。
(これにより内職をしてしまう人も減らすことができます。)
付箋に意見を書いて動かす。誰かのアイデアに矢印を引く。
----この「触れる会議」は、まるでリアルのホワイトボードを囲むような一体感を生み出しました。
特に、営業チームのブレストではこの変化が顕著でした。
リモートでも全員が同じボード上でアイデアを可視化し、リアルタイムに反応できることで、
「次どうする?」「これ面白い!」といったポジティブな掛け合いが自然に生まれるようになりました。
Miroの付箋機能は、単なるメモではなく、チームをつなぐ言語だと感じます。
ブレインストーミングでは、一人ひとりが自分の考えを色分けした付箋で出すことで、普段、発言の少ないメンバーの声も見える化されます。
そして Miro AIのクラスタリング機能を使えば、似た意見を自動でグルーピングでき、発散から収束までの流れをスムーズに導けます。
結果として「個々の意見がチームの方向性に溶け込む」----
これこそ、目指すべき"共創"のスタイルだと思いました。
Miroの魅力は、リアルタイムだけではありません。
会議後もボードがそのまま残ることで、議論の経緯やアイデアの発展が可視化され、「振り返りと学び」がいつでも可能になります。
たとえば営業ワークショップでは、グループごとのアイデアを Miro AIで要約し、Confluenceに転記してナレッジとして共有。
次回の提案や顧客対応にすぐ生かせる"生きた知見"として循環させることができます。
オンラインでも「終わってしまう会議」ではなく、「次につながるコラボレーションの場」に変えることができるのです。
リックソフトでは、Miroをただのツールとしてではなく、**チーム文化を育てる"場"** として活用しています。
具体的には、
といった工夫を行うことで、オンラインでも感情と熱量が伝わる設計をしています。
オンライン化が進むほど、チームには「見えない壁」が 増えているように感じます。
Miroはその壁を壊すための"共有キャンバス"なのかもしれません。
会議を効率化するだけでなく、「誰が何を考えているか」「チームがどこを目指しているか」を見える化することで、人と人が再びつながる感覚を取り戻せているようにも思えます。
リックソフトではこの考え方を「つながる化」と呼び、営業・開発・バックオフィスなど部門を超えて Miroを活用しています。
オンラインでも熱量は伝えられる。
その鍵は、"言葉で説明する前に、ビジュアルで共感すること"。
Miroを活用することで、チームの創造性だけでなく、関係性までも豊かにできる。
それが私たちリックソフトが実感している"リックソフト流 〜Miro活用術〜"です。
リックソフトでは、Miroや Atlassian製品を活用したチームの共創支援を行っています。
「オンラインでも一体感のある会議をしたい」「自社らしい Miro活用をデザインしたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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