Forgeを使ってRovoエージェントを開発してみた!
2025年08月18日(2025年10月21日 更新)
リックソフトブログ編集部 ricksoft-blog
< 目次 >
ー社内Wikiと外部Web検索からの最新情報で分析するAIエージェント「顧客分析マスター」
リックソフトが利用している Atlassian Cloud環境で Rovoが有効化されています。リックソフトは、お客様の業務効率向上の後押しができるよう社内には Rovoエージェントの開発や研究を行う「Rovo研究所」チームが立ち上がりました。
ただ、リックソフト社内でも Rovoエージェント機能を業務で活用して効率化するぞ!と意気込んだはいいものの、実際まだ Rovoでは対応しきれない部分もあってもどかしい気持ちになって、Rovoへの不信感を感じる方もちらほら...。
とある営業部メンバーからは「お客様との会議前、Confluenceや Jira、Webサイトなど情報収集に時間を取られている。Rovoを活用して情報収集しようと試みても、最新情報までは答えてくれなかった。」との声が...。
最新情報をキャッチアップする時間の短縮ができれば、作業効率性や生産性向上に繋げれるのでは?と思い、Rovo単体で Wiki内部情報と最新情報をまとめて返答してくれる AIエージェント「顧客分析マスター」の開発に至りました。
本ブログでは、「顧客分析マスター」の開発者に誕生きっかけや顧客分析マスターのもたらす業務変革をご紹介します。
ーForgeを使った「顧客分析マスター」の誕生
当時、標準の Rovo Chatだけではウェブ上の最新情報を参照できず、打合せ直前に最新情報を確認するためには別の AIツールを開く必要がありました。
社内エンジニアは、社内の Confluence上の情報と WEB上にある最新情報をベースにした返答を得るには、Rovoの Forgeを使い、LLMを呼び出すことで実現できそうだと考え、開発に着手しました。
Forgeとは?
無料のオープンソースのソフトウェア開発コミュニティにおいて、コンピュータアプリケーションの開発と共有を行うためのWebベースの共同ソフトウェアプラットフォーム
「顧客分析マスター」の構造

通常、Rovoへの質問は内部LLM(Large Language Models 大規模言語モデル)を介して返答されますが、今回開発したエージェントは外部LLMを仲介させて返答させる仕組みになっています。
エージェントへ質問を投げると、外部LLMが質問を解釈した上で、最新情報が必要と判断した場合は、Webサーチ機能を使って最新の情報を検索する仕様となっています。
Webサーチが不要の場合はそのまま外部LLMから返答を返します。
ー顧客分析マスターで業務変革!
お客様との会議前の「面倒」をなくし、情報収集・準備時間を削減
必要な情報や最新動向がすぐにキャッチアップだけではなく、過去議事録などから提案内容を把握し次の会議準備にも役立ち、次の作業や別の業務に時間を割くこともできます。
また、顧客企業の直近情報も知っておくことで、お客様との信頼性強化にもつながり、精密度が高い会議が期待できます。
会議の「活性化」
顧客分析マスターからキャッチアップした情報を元にアイスブレイク、例えば最新動向からお客様の関心事を引き出せるネタになったり具体的に質問ができたりと最新の情報をもって会議を進行できます。
コミュニケーションの活性化だけではなく、返答結果をそのまま議事録ページにコピーしたり、オプション機能で自動転記することもできます。
繰り返しの作業を削減し、より業務効率が期待できます。

ーForgeの活用が、迅速なAIアプリ開発を実現
開発者に、エージェント開発の感想と気付きを聞いてみました。
「Forgeを活用することで、Rovoの限界を超えた Forgeアプリの拡張性や柔軟性をアピールでき、Atlassian製品の中に素早く AIアプリを取り入れることが出来たのはとてもよかったです。」
「今後は、より詳細なリサーチを行う際、Forgeの処理時に設けられている時間制限が課題になると強く感じました。」
Atlassian Rovoや、今回開発した「顧客エージェント」の活用で実務でのささいなもやもや、課題が解決できます。
今後もリックソフトでは、実務で活用できるエージェントの開発や、Atlassian製品の可能性を広げるお手伝いをさせていただきます。
生成AI×横断検索ツール「Rovo」
「あれ、あのファイルどこだっけ?BOX? Google Drive? SharePoint?」
そんなふうに探す手間なく、横断で検索します。
さらに、AIエージェントが反復作業を代行してくれます。
リックソフト社員が開発したRovoエージェントを動画でも紹介中です!
リックソフトブログ編集部 ricksoft-blog
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