変化が激しい時代です。「ビジネスアジリティ」事業組織が変化に素早く対応する能力について知っておこう

2021年02月09日（2025年10月21日更新）

皆さん、「ビジネスアジリティ」という言葉をご存知でしょうか？

ビジネスアジリティとは、今回のような新型コロナウィルスへの対応、サプライチェーンの変化、市場ニーズの変化など予測できない急激な変化に素早く対応するための企業、組織がもつべき能力（敏捷性）のことです。

ビジネスアジリティは、企業や組織が継続的な成長を維持するために最も必要な能力とされており、その能力を得るためのベストプラクティス「SAFe®5.0(Scaled Agile Framework）」によるSAFe® 5.0で実現するビジネスアジリティ（ホワイトペーパー）が公開されています。このホワイトペーパーではビジネスアジリティに必要な7つのコアコンピテンシーを紹介していますので、ご興味のあるかたは読んでほしいと思います。

(Source：https://www.scaledagileframework.com/）

SAFe®の導入と運用にはツール導入は欠かせないですが、皆さんご存知のとおりSAFe®に必要なエンタープライズアジャイル分野ではアトラシアン製品がトップリーダーとなっています。

昨年にアトラシアン社がサーバーライセンスの販売終息を発表し、可用性が高いデータセンターライセンスとクラウドサービスに重点をおいたのは、企業や組織において基幹システム以上に経営の根幹を担うエンタープライズアジャイルの仕組みとして採用されることを見越しての対応なのかもしれません。（あくまで個人的な感想です）

SAFe®の導入には、経験のある専門家の支援が必要になります。

その専門家はリーン、アジャイル・スクラム、DevOps、ITILなどを理解し、企業全体や事業組織を考えたツール利用を提案できることが望ましい。

成長を続ける海外企業では、多くのSAFe®導入事例はあるものの日本企業では事例は少ない状況にあります。だからこそコロナ禍による変化、ニューノーマル、デジタルトランスフォーメーションへの早期対応を求められる企業にとっては、ぜひともSAFe®5.0の採用を検討してほしいと願っています。

まだまだ十分とは言えないですが、当社にはSAFe®の認定資格である「SAFe® Program Consultant（SPC）」を保有する者が在籍し、ツール導入と実装も行っています。

日本企業が開発する高品質で信頼性の高いソフトウェアやサービス、そして製品が必要な人へ必要な時に開発されて提供できるようになることを想像するとワクワクします。

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