2025年10月20日
りっくま Rickma
こんにちは、りっくまです。
今回は、Figma AI(Figma Make)で作成したプロトタイプを Rovo Dev CLIに手伝ってもらいながら Google Apps Script(GAS)にデプロイしてみた体験を共有します。
< 目次 >
りっくまは社内アジャイル推進活動をしています。りっくまの会社では、社内からの「ITでこんなことを実現したい」という要望を Jira Product Discoveryにまとめています。リックソフトも似たような使い方しているクマね。
要望リストの
「Gmail、Slack、Jira、Googleカレンダー、Teamsなど、日々のタスクや通知を一元管理できるダッシュボードが欲しい!」
というリクエストに対応するために着手しました。
とはいえ社内メンバーにいちからヒアリングをするのは単純な何もない状態での口頭や文章だけのインタビューやアンケートはコミュニケーションコストがかかるので、まずは「簡単なプロトタイプ作成して、インタビューやアンケートのインサイトデータを得たい」という声がチームから出ました。
そこで最近話題の生成AIコーディング (Figma Make/Figma AI、 Rovo Dev CLI)を使って、
「タスク管理画面」を作ってみました。
タスク管理画面の画面イメージ
Figma Makeを使って、左側チャットで指示をしながらプロトタイプを作成します。
「コードをダウンロード」でフォイルをローカルに落とします。
※Figma Make自体の解説や使い方は省きます
※2025年7月中旬時点では、Figma Makeは beta版で Reactベース(Next.jsっぽい構成)で書かれており、他の Figmaツールと連携できるとされています。そのままではローカルで動かせないので、ダウンロードしたファイルを RovoDev CLIでコードを書き換えてもらいます。
コードの書き換えは Claude Codeや Gemini CLIでも可能ですが、今回は RovoDev CLIを使用します。
Geminiなどのチャットでコードを貼ってやり取りもできますが、全体のコードを見ながら反復してもらうのであればIDEなどで対話するものが良いです。
acli rovodev auth login
acli rovodev run
Figma Make は、プロトタイピングのスピード感が抜群でした。今後は MCP連携など、さらに自動化・効率化を進めていきたいと思います。
今後は MCP連携など、さらに自動化・効率化を進めていきたいと思います。
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