はじめに
会議の時間になったけど自分しか参加していない、他の人はどうしたんだろう...といったことがないでしょうか。
Googleカレンダーの予定が近づいたら参加予定者にSlackでリマインドメッセージを通知できると便利だとは思いませんか?
そこで今回はWorkatoでカレンダーの予定が近づいたら参加者全員にメンション付きでリマインド通知するレシピを作成しました。
参加者が個人向けのアプリを入れていなくてもメンション付きで通知するため、メッセージを見逃す心配がありません。
利用イメージ
Googleカレンダーの予定が近づいたら、予定の参加者へのメンション付きでリマインドメッセージをSlackチャンネルに通知します。
個人のカレンダーも指定できますが、チーム共有のカレンダーや会議室カレンダーを指定することでより便利に利用できます。
レシピの準備
1.レシピのインポート
ご利用のWorkato環境に「Googleカレンダーの予定をSlackに通知する」のレシピをインポートします。
2.App Connection の作成
このレシピでは以下のアプリを利用します。Workatoで対象アプリの App Connection を作成します。
3.対象カレンダーIDの確認
Google カレンダーの設定から対象カレンダーのカレンダーIDを確認します。
レシピの修正
カレンダーIDの指定、通知先Slackチャンネルの指定を行うためにレシピを修正します。
1.カレンダーIDの指定
以下のGoogleカレンダーのアクションで、事前に特定したカレンダーIDを指定します。(2か所)
・(STEP2)Search events in Google Calendar![]()
・(STEP4) Get event by ID in Google Calendar![]()
2.通知先Slackチャンネルの指定
リマインドを通知する先のSlackチャンネルを指定します。
・(STEP26) Post message in Slack![]()
レシピの開始
レシピの修正がおわったら、Start recipe からレシピの実行を開始すれば完了です。
リマインド時間の注意点
予定のリマインド時間は以下ステップのアクションで指定しています。
・(STEP2)Search events in Google Calendar
上記でレシピが実行された時間から 10分後までの予定を取得するようにしていますが、
5分間隔のポーリングでレシピを実行するトリガーとしているため、リマインドする時間に 5分 - 10分の誤差があります。
Googleカレンダーのアプリコネクタに「予定のリマインド時間が来たら」といったトリガーが現在ないのですが、
もし追加されればよりリアルタイムにリマインドが可能になるかと思います。
※ 執筆時点では予定が追加/更新された際のトリガーのみが用意されています。
おわりに
以上、Workatoの「Googleカレンダーの予定をSlackに通知する」レシピをご紹介いたしました。
このレシピをそのままご利用いただくことももちろん、通知内容や連携するアプリをチームに合った形でカスタマイズしてご利用いただくことも可能です。
Slackをさらに活用したい、Slackと他のシステムを簡単に連携したい、といった課題をお持ちの方は、是非Workatoをご検討ください。


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