2022年07月21日
Jiraの自動化、Jira ロードマップ、JQL階層絞り込み...Atlassian Cloud オススメ新機能まとめ大山 光 Ohyama Hikaru
Atlassian Cloudは常日頃から皆さんからの意見を元に改善を重ね使いやすくなっています。
今月の新機能の中からオススメの新機能を紹介いたします。
Jira の自動化機能を利用して Confluence ページを作成できるようになりました。自動化ルールの可能性がさらに広がります。
例えば、Jira で重要な課題に作成された時に、Confluence にも自動でページを作成できます。
Confluence 側でも情報を同時に公開することで情報共有の幅が広がります。
次の手順でお試しいただけます。
※Confluence と Jira プロジェクトの間に接続をセットアップする必要があります。
自動化は、3 つの部分で構成されており、ルールを開始するトリガー、ルールを絞り込む条件、サイトでタスクを実行するアクションです。
これらの構成要素を組み合わせることで、時間が経過した課題を自動的に閉じたり、リリースされた際に特定のチームに通知をおこなったりなども可能です。
皆様が日頃対応しているタスクも、自動化を行う事で解決されることもあると思います。是非、自動化に触れて見てはいかがでしょうか。
ロードマップ ビューで、チームの作業をリリースに向けて計画しましょう。ボードに関連付けられたリリースがタイムラインの上部に表示されるようになりました。
リリース日がロードマップ ビューで確認出来る様になりました。
リリースと修正バージョンは、作業を段階的にリリースするチームにとって不可欠です。それらをプロジェクト ロードマップに含めて、リリースに沿ったプランの作成に役立てられます。
Jira Software はプロジェクトで作成されたリリースをロードマップの上部に表示することができます。週ビューの使用時は、リリース アイコンはリリースが予定されている日の終わりに配置されます。
各リリース アイコンの色は下記ステータスを示します。
ロードマップでは、ボードから業務の作成、管理、視覚化を行えます。
とても実用的で大規模なストーリー グループを計画したりするのに便利です。
是非、ご活用ください!!
こちらの新機能にて階層レベルでのフィルタリングが実現出来る様になりました。
Jira 課題の検索機能で高度な課題を検索する際に、新しい JQL フィールド「hierarchyLevel 」を追加し、特定の階層レベルの課題のみを表示できます。
このフィールドには、階層レベルに関連する番号が使用されます。
JQL フィルターによって、階層レベルに応じて課題をフィルタリングします。番号は次のように使用します。
※現在、このフィールドは Advanced Roadmaps で作成されたカスタム階層レベルをサポートしていません。
この機能は環境ごとに段階的に導入していますため、ご利用のサイトにはまだ表示されない可能性があります。
例)エピックなどの親レベルのタスクをフィルタリングしたい場合
条件:hierarchyLevel = 1
例)対象プロジェクトのサブタスク レベルより高い課題でありステータスカテゴリが完了の課題を検索したい場合
条件:hierarchyLevel > -1 AND project = "ATPP" AND statusCategory = "Done" ORDER BY created DESC
下記にサポートされる演算子や例も記載しておりますので、是非ご覧下さい。
構文 |
|
---|---|
フィールド タイプ |
数値 |
オートコンプリート |
はい |
サポートされる演算子 |
|
サポートされない演算子 |
~、!~、IS、IS NOT、WAS、WAS IN、WAS NOT、WAS NOT IN、CHANGED |
サポートされる関数 |
|
例 |
|
ワークフローの承認ステップを設定するときに、報告者または担当者フィールドのユーザーが課題を承認できないようにすることが可能になりました。
こちらの詳細については、リックソフトが提供しているAtlassian Cloud製品のサポートサービス「サポートプラス」に加入されている方のみが閲覧可能です。
Jira Service Management 新機能リリース 2022-06の項目にて動画にて詳細の案内しておりますので、
「サポートプラス」に興味を持っていただいた方はご加入の検討をしてみてはいかがでしょうか。
以上、Atlassian Cloudのオススメ新機能説明でした。
本情報はブログを公開した時点の情報となります。
ご不明な点はお問い合わせください。
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのRS標準サポートではサポートします。
リックソフトのRS標準サポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
ツール操作の研修だけでなく「ウォータフォール型開発」「アジャイル型開発」のシミュレーション研修も提供。
日本随一の生産性向上にも効果のある研修サービスです。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様には無料招待や割引特典がございます。