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DX推進で注目されるアジャイル開発とは?
DXとの親和性が高い理由や取り組む際の課題と解決策を解説

2023.08.31更新日:2023.10.20

「自社内のシステムの刷新をしたいがどのようにしたら良いのか分からない」
「現在の開発方式が自社の置かれている状況に適しているのかわからない。話題のアジャイル開発に取り組みたいが社内にノウハウがない」

DX推進が叫ばれる昨今、システム開発の担当者や組織運営の責任者の多くがこのような悩みを抱えています。そこで本ページでは、自社に合ったアジャイル開発の導入方法やアジャイル開発によるDXの実現手段についてご紹介します。

長期戦略が必要なシステム内製化とIT・DX人材の育成

VUCA時代においてDX推進は不可欠

VUCAとは、「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字をとった造語です。一言で表すと「ビジネスや、人、モノ、コトの移り変わりが激しく複雑化し、先行きが不透明な状況」を指しています。IT技術を始めとする、私たちを取り巻くありとあらゆるものが目まぐるしく変化し続けている現代はVUCA時代と呼ばれています。

VUCA時代では顧客のニーズも常に変化し続けており、それに対し企業は柔軟・迅速に変化に適応しながら、いかに新しい価値観やサービスを想像・提供できるかが重要になります。しかし今までのやり方、つまり長期的な戦略を立てて対応していくのでは、環境の変化に遅れることなく付いていくのは難しいでしょう。ここで重要となるのがDX(デジタルトランスフォーメーション)です。今まで人の手で行ってきた作業をデジタル化することで業務が効率化されれば、人は意思決定などの重要なプロセスに注力ができ、迅速な変化に対応できるようになります。変化の早いこの時代に適応していくには、DX推進が重要なポイントとなります。(*)

DX推進において注目されるアジャイル開発とは?

DX推進においてアジャイル開発が注目されています。アジャイル開発とは、システムやソフトウェア開発手法の一つで、実装から検証といった工程を小さいサイクルで繰り返しながら開発を進めていく手法です。アジャイル開発ではドキュメントの作成よりも動くソフトウェアを作ること、顧客との密なコミュニケーション、変化への対応といった点を重要としています。現在では製造業や営業職などの業界でもプロジェクト進行方法として活用されています。

アジャイル開発では、チーム内コミュニケーションのコストをかけるべきではないと考えられているためチームメンバーが少ない組織、実装と検証を繰り返すことができ、急な仕様変更が発生する可能性のある環境やプロジェクトに向いているとされています。

前提として、数十人規模のチームのまま行うのではなく、チームを数人単位に分けて実施するものと考えてください。

アジャイル開発とは? かんたんまとめ
  • 短い開発工程を継続的に繰り返す
  • 変化への対応に強い
  • 大人数ではなく数人規模のチームを編成して開発していく

アジャイル開発のメリット

アジャイル開発のメリットをご紹介します。

メリットの一つ目は、スピーディで柔軟な対応ができる点です。ドキュメントなどの制作よりも実装・検証・リリースのサイクルを回すことに重点をおいており、急な仕様変更時の手戻りも少ないことから、MVP(Minimum Viable Product:顧客に価値を提供できる最小限のプロダクト)を素早くリリースすることができます。

二つ目はユーザーとなる顧客や社員のニーズに合った開発ができる点です。アジャイル開発では顧客や社員がひとつのチームとして協同するため、ユーザーの反応を見ながら仕様の変更を変えられます。短い開発期間で、ユーザーが欲しいもの・不要なものを見極めることができます。

三つ目はリスクを最小化できる点です。アジャイルソフトウェア開発では開発や意思決定のスピードが速いため、市場の変化とともに不要となった機能の撤退・削除も早期に判断できます。

柔軟かつ迅速な対応を可能にするのが、アジャイル開発の最たるメリットと言えるでしょう。

DXとアジャイル開発の親和性が高い理由

DXを推進するにあたって、アジャイル開発を採用すべき理由は2つあります。

一つ目は、短スパンのリリースを繰り返すアジャイル開発では、移り変わりの早いニーズに対して仕様を徐々に近づけることができるため、成功の確率を高めることが可能になるからです。

二つ目は競合優位性を獲得するために、よりスピーディな生産性を実現できるアジャイル開発が有効と言えるからです。

このようにDX推進をアジャイル開発で行う場合、迅速な情報共有やプロジェクト管理が必要になるため、アジャイル開発ツールの導入をおすすめします。

企業がアジャイル開発でDXに取り組む際の課題点

ここまでDXとアジャイル開発の親和性の高さを見てきましたが、企業がアジャイル開発でDX推進に取り組む際にはいくつか課題があります。アジャイル開発を行う場合にはどのようなことに考慮しないといけないのかを見ていきましょう。

1.IT人材の確保が難しい

一つ目の課題は、IT人材の確保が難しいことです。従来のソフトウェア開発は外部のベンダーに委託していたケースが多く、社内にノウハウがないためDXに取り組む際には知見のあるIT人材が必要です。しかし経済産業省の調査によると、「2019年をピークにIT関連産業への入職者は退職者を下回り、IT人材は減少に向かうと予想されている」(*)とあり、不足数は年々拡大していくとの予想がでています。このことから知見のあるIT人材の確保は年々厳しさを増していくでしょう。

2.アジャイル開発が社内に浸透しにくい

二つ目の課題は、アジャイル開発が社内に浸透しにくいということです。アジャイル開発はまだまだ日本では馴染みが薄く、組織に取り入れたものの浸透しにくく定着しないという課題を抱えています。また昨今ではテレワークが増え、チーム内のコミュニケーションが希薄になることでアジャイルを実践しにくくなるのも課題として挙げられます。

3.社内の意思決定フローがアジャイル開発とマッチしていない

三つ目の課題は社内の意思決定フローがアジャイル開発とマッチしていない可能性があることです。短スパンで進行していくアジャイル開発に対して、社内の意思決定スピードやルール(ワークフローなど)の整備が間に合っていない場合、アジャイル開発のスピード感を阻害してしまう可能性があります。

またアジャイル開発は経営陣から見た際に、現場の状況がなかなか伝わってこないため、プロジェクトの進行などを把握しきれない面もあり、経営層と現場の連携が求められます。

アジャイル開発を伴走するプロジェクト管理ツール「Jira Software(ジラ・ソフトウェア)」の導入

アジャイル開発を導入するならアジャイル開発をサポートし、情報共有などにも柔軟に対応できるクラウド型ツール「Jira Software」の活用がおすすめです。

Jira Softwareは、プロジェクトを可視化し一元管理を可能にします。また操作が簡単なスクラムテンプレートやカンバンテンプレートが実装されているため、IT人材でなくとも直感的に動かすことが可能です。情報共有がしやすいという点もポイントの一つで、コメント機能を活用することでテレワークでも密なコミュニケーションを実現できます。

ストーリーポイント、スクラムボード、プロダクトバックログ、スプリントバックログなどスクラム開発に適した機能も備わっています。

Jira Softwareはプロジェクト管理において必要なツールを組織・企業ごとにセットアップができるため、自社にあったアジャイル開発の導入ができるでしょう。

コンサルティングサービス「Step-Up-Agile」でアジャイル開発を定着

アジャイル開発を組織に定着させる際には、Jira Softwareの導入と併せて「Step-Up-Agile」を活用するのがおすすめです。「Jira Software」の開発元Atlassian社の国内トップレベルのパートナーであるRicksoftでは、ビジネスアジリティの実現に向けたコンサルティング&トレーニングサービス「Step-Up-Agile」を提供しています。

Step-Up-Agileでは、アジャイル開発への理解度や変革状況に応じたトレーニング・コンサルティングを受けることができ、それらを通してアジャイル開発の重要性を組織全体で認識できるようになる上、俊敏な意思決定の実現が可能となります。

「Step-Up-Agile」を活用することで、経営層・現場間の意識やチーム内の意識をそろえ、アジャイル開発の環境を定着させることができるでしょう。

アジャイル開発でDXを実現するならRicksoftへお任せください

環境の変化が激しいVUCA時代で対応していくためにはDX推進を進めつつ、DX推進に適したアジャイル開発を導入するのがおすすめです。

Ricksoftは小規模のお客様から大規模のお客様まで対応実績があり、状況にあったソリューションのご提案が可能です。アジャイル開発について、組織や企業に合った導入方法でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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