リックソフトブログ

2024年02月28日

<分散した情報の一元管理&活用!>新機能紹介|Confluence Cloud「データベース機能(ベータ版)」

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富澤(カスタマーサクセスチーム) tomizawa

富澤(カスタマーサクセスチーム)</mt:Var>

  

コラボレーションツール"Confluence(コンフルエンス)"に「データベース機能」がベータ版としてリリースされました。

Confluence のページに情報を記載するけれど、あっちで修正、こっちで修正、「あれ?同じ情報のはずなのに内容が違って整合性がない」といったお困りの経験はありませんか?データベース機能を使うと、各所に分散した情報を一覧化し、Confluence ページや Jira 課題の進捗・更新状況をまとめて確認できるようになります。情報の一元管理・リアルタイムの整合性が保つことができます。

※2024年2月時点ではベータ版ですので、一般公開時には機能や画面が異なる可能性があります。

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本記事では

  • 新機能の概要
  • 活用シーン
  • リリース時期

を紹介します!

Confluence の新機能「データベース機能」の概要

Confluence のデータベース機能とは

Confluence ページ、Jira 課題、所有者、期限、ステータスなど作業に関わる要素を任意に設定し構造化された1つの表で管理します。

利点・特徴

  • リアルタイムに情報が同期され、いつでも最新の情報が取得できます
    ※ページの更新日やJira課題ステータスなどの情報はデータベースと連携するため手動更新が不要
  • 要素をフィルタリングし並び替え、カスタマイズしたビューで見やすく情報を活用できます
    ※データベースのビューを、一覧リスト、カード、ボードから使いやすい形式に変更可能

データベース機能の有効化設定

画面右上歯車マーク > 設定 > ベータ版の機能 > 「同意して有効化」

※Confluence 製品管理者以上の権限が必要

<注意>

  • 一度サイトで有効化するとベータ期間中は無効にできないのでご注意ください。
  • アトラシアンの規約ではベータ版機能については保証対象外です。不具合やバグ、動作不良へのサポートがないため、ベータ版時点ではお試し利用、本番利用は正式リリースまで待つことを推奨します。
  • データベースを有効化すると、一部アプリが機能しなくなる可能性があります。影響を受けるアプリ対象製品は こちら です。
  • 検証用の別サイトや、Premium プラン以上のお客様はサンドボックス環境でお試しいただけます。

「Confluence データベース」使ってみた

データベースを作成してみましょう。作成方法は主に2つあります。

1.ナビゲーションバー「作成」ボタンもしくはページツリー「+」ボタン

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2.マクロ「/ create database」

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試しに、カスタマーサクセスチームで行っているお客様ミーティングの管理をイメージしてデータベースを作成してみました。

「+」ボタンから好きな属性を指定して列の追加、並び替えができます。

Jira 課題やConfluence ページ情報(最終更新日・ラベル・ステータスなど)と連携し表示もできました。

「更新日が古く、最新情報が反映されていない」、「ミーティング直前なのに未作成のまま」or「ミーティング日程調整中」など、状況がデータベース上で確認できます。

「あのページ作成終わった?管理用ページだと未着手だけど」「終わってます!すみません管理用ページの更新モレです」といった確認の手間がなくなりそうですね。

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個人的にいいなと思った機能は、ビュー形式を変更+タグ属性を利用しデータの変更操作ができることです!

Confluence でカンバンボードのように管理ができるのは画期的です。

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また、他のページ内にデータベース表を表示させるにはデータベースのURLをコピー&ペーストもしくは「/Embed database」マクロを使います。

あらかじめフィルタリング指定した表示のURLもコピーできるので、カスタマイズした表示ビューを個人・チームで利活用できます。

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データベース特有のエントリリンクフィールドで他のデータベースの項目を引用することもできます。

下図では、「メンバー別おすすめランチ」データベースにお店の情報をまとめた「ランチマップ」データベースの情報をリンクしています。

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操作は直観的で分かりやすく、フィルタリングやソート、インポートエクスポート機能も揃っています。

Confluence を通じた生産性向上、データを利活用した取り組みが広がるな~と、今後の機能拡張が楽しみです ^‐^

活用シーン

上記でミーティング管理の例をお見せしましたが、例えば、開発チームの場合には機能要望リクエストの管理、機能の優先順位付けができます。

下図では、バグ課題を管理する Jira 課題と、調査用の Confluence ページをデータベース化しています。

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ほかビジネス部門にもデータベース機能はおすすめです!

営業チームで顧客管理や契約の管理

人事部門で、採用プロセス管理や、新入社員のオンボーディング管理

マーケティング部門で、広告効果の追跡、キャンペーンの実施管理、アイデアだし などなど

皆様の業務において、様々なシーンでデータベース機能をご活用いただけると思います。

私は個人的にラーメンデータベースを作成してみました♪

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リリース時期

本機能はベータ版として2024年1月にリリース済みです。まだお持ちの環境に機能が反映されていない場合でも、今後1~2ヶ月以内に反映されると思われます。

詳細は アトラシアンサイト にて公開されています。


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