Atlassian Team'23で見た「Atlassian Intelligence(アトラシアン・インテリジェンス、AI)」
2023年06月01日(2025年08月08日 更新)
さまざまなIT企業がAIと連携したサービスをどんどん発表しています。Atlassianもその一つ。今年4月20日、米ラスベガスで開催された年次イベント「Atlassian Team'23」で、Atlassianは設定が簡単で既存のナレッジベースに連携できるAIバーチャルエージェント「Atlassian Intelligence」を発表しました。
日本語での情報がまだあまり出ていないので、現場で体感したニールが一足先にご紹介します。
頼れるチームメイト:Atlassian Intelligence
1.見た目はチャットボットとあまり変わらないけど、裏はJira Automation Workflowが動いている
ユーザー側からの画面は、入力するキーワードによって選択肢が出現し、求めている結果に着くまで選択肢を選んでいくという仕様です。従来通りのチャットボットとあまり変わりないように感じるでしょう。
設定者側からは、JiraのAutomation Workflowと同じようなUXでルールを設定するので、ノーコードで分かりやすくて、Jiraの自動化ルールをわかっている方なら誰でもルールを作成できます。
2.ChatGPTを活用している
対話型AIのChatGPTを活用しています。すでにChat GPTを試している方はおわかりのとおり、自然な会話形式で情報をまとめてくれます。
キーワードに基づいたルールにより、複雑な依頼に対してもユーザーの問題点を絞り出して、Confluenceのナレッジベースコンテンツを探して、その情報をまとめてお返事してくれます。
実際に、受け付ける質問の40%ぐらいをAtlassian Inteligenceだけで回答できるているそうです。
Jira Service Managementと連携させれば、ヘルプデスクチーム(エージェント)の時間削減につながりますし、自然な会話なのでユーザーは違和感をあまり感じないでしょう。
ユースケースと面白い点
現在、Atlassian IntelligenceはSlackとMS Teamsからしか依頼を対応できておらず、社内サポート向けのツールです。Jira Service Managementのポータルからアクセスできるような計画があるので、近日社外のお客さんのために使えるようになるでしょう。
ChatGPTは幅広い場面で活躍できるAIアシスタントなので、ITヘルプデスクだけじゃなくて、人事部の資料を探したり、経費計算方法についてのアドバイスなどを提供したりできます。
Confluenceにナレッジが蓄積されているのであれば、Atlassian Intelligenceは対応できそうだと思っています。
しかも、ChatGPTの翻訳機能はかなり良いです。「一か所のナレッジベースの情報を、複数の言語ーユーザーの母国語ーで返事してくれるのはすごい!」と思いました。
海外スタッフのオンボーディングやIT問題の解決が、非常に楽になるんじゃいないと思いました。
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