リックソフトブログ

2023年07月31日

「平均評価点は4.25」Workato(ワーカート)導入済の3社に満足度を聞いてみたーUsers覆面座談会23'夏(後編)

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りっくま Rickma

りっくま</mt:Var>

  

Workatoユーザーズの覆面座談会後編では、利用企業の製品担当者としての評価をリアルに聞く企画記事です。

前回の様子はこちら

参加メンバーのおさらい

Workato(ワーカート)を5点満点で評価したら...?平均点は4.25

Aさんは5、そのほかは4。平均で4.25

Aさん「私は社内ITシステムについてROI(投資利益率)を求めちゃダメだと思っているんです。ROI求めるんだったらフルスクラッチ開発すればいい。だけどそんなことしたら現場が疲弊しちゃいますし、プロセスも最新化されない。ROIを求めるんじゃなくて、ちゃんとビジョンに対して達成できるかが大事だと思います。

いままで私たちIT部門で、契約しているSaaSライセンス払い出しとか、パソコンの困ったトラブル対応をしていた人が、Workatoを導入後に自力で自動化・連携フローを作って社内へのITサービスを提供できるようになりました。部署内の風土改革という意味ではWorkatoという製品は満点の5点だと思います。でも、これはあくまでROIが出てこない世界線の話ですね」

Bさん「私は4点です。やっぱり値段がネックになっちゃう。

野良コード・野良ツール防止の社内の啓蒙活動も効果あるな、と思っています。Workatoは完全なビジネス職に使ってもらうのは相当ハードル高いんですけど、エンジニアとビジネス職の間ぐらいの人に対して、データ連携する際に「この作業はする必要ない」「コード書く必要ない」という発想を持ってもらうことが、社内のIT環境を良くして行くことにつながるでしょう。「こことここ、接続できない?」とリクエストがあったときに「Workatoでできるんじゃないかな」と提案するようにしています。

■「4点」の理由は...Workatoに頑張ってほしいこと

Aさん「4点をつけられる方の気持ちはわかります。

さきほど(前回参照)Bさんが、複数の業務連携ツールを使って得意なことは得意なものにやらせる、つまりツールを使い分けている話をされていました。

本来であったらWorkatoで全部できるはずですし、メンテナンスすることを考えた場合、Workatoに実装を集約した方が良いはずです。また、それが本来あるべき姿であろうと思います。しかし、全てをWorkatoに集約しようとすると、レシピ数やタスク数がネックとなってしまう。その結果、みなさんもWorkatoを使いつつ、他のツールやAWS Lambda等へ実装を分散させるといった運用をされているのかなと思います。

Workatoは本当にいい製品です。すごくいい製品なんですけど・・・値段はもう少し安くなると嬉しいです。

あと、AWSなどの従量課金体系のサービスみたいに、1タスク0.05円みたいな値段の付け方があると良いですね。(請求書がきても)"これだけ使ってるしな"っていう納得感出ますし

Aさん「それから、ループ時のジョブの実行履歴(ログ)の出力結果も改善されると良いですね。ServiceNowだとループ内の何件目にエラー出たかって教えてもらえるんですが、Workatoだと処理の終わりのほうのデータしか見えないので。」

Cさん「私は、レシピを最適化してレシピやタスク数の削減を行いました。"こんな連携を実現したいリスト"を作って順々に連携していったんですが、レシピ数が足りなくなってしまい・・・」

Aさん「レシピの最適化は課題ですね。それから、ノーコードとはいえ、技術スキルを必要とする場面では、技術者の工数をとって節約するか、技術者の工数を節約するためにお金をかけるかっていう二択を迫られている感じがします。」

りっくま「ノーコードによって非エンジニアでも簡単にアプリ連携を実装できるようになったけれども、エンジニアの支援や知見が必要な場面もあるということクマね。りっくまもWorkatoユーザーの皆さんをこれからも支援していくでクマ。その他、貴重なご意見もありがとうクマ!!」

■Workatoでなにをしていくか?これからもWorkatoを使い続けていくか?

情報サービス企業Y社の情シスBさん:

「データ連携のiPaaSのツールとして今後ずっとWorkato使っていくかって言われると、迷っています。例えばBOXのRelayみたいに、いろんなSaaS企業がそれぞれ得意領域のちょっと外側にデータ連携の機能を持たせて、採算度外視でデータ連携機能を使わせようとしている流れがある中、データ連携に特化したWorkatoっていうツールはすごくいいんですよ。Workatoはいまのところどこにも属さないIndependentな会社でいいんですが、そのうち買収されちゃったりしないかっていう不安はありますね」

建設コンサルティングDX事業部Cさん:

「みなさんのお話を聞いて、私たちはもっと基幹系のところに踏み込んでいきたいなと思い始めました。

(50年続く企業なのもあって)基幹系システムが大昔から受け継がれてきた闇のソースの森みたいな感じになっていて、2年目の新入社員的には何が起こってるのか本当に全く分からないんですよ。だから、Workatoを使ってもっときれいにしていきたいと思っています。リックソフトには、当日助けてミーティングとか対応してもらって、本当に助かってます...」


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