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2014/09/05

JIRAの新機能紹介 その1(注目機能編)

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小山 康由Yasuyuki Koyama

小山 康由

というわけで。
研修トレーニング、ヘルプデスク担当の小山です。これから3回に分けて、JIRA 6.2の新機能をご紹介していきます。
その第一回目となる今回は、JIRA 6.2の中でも特に注目すべき以下の三機能についてお話します。

強化されたユーザーピッカー

「ユーザーピッカー」とは、JIRAに用意されているカスタムフィールドの一種です。JIRAの入力補完機能を利用して、ユーザーを選択することができます。従来のバージョンから用意されていて、利用されている方も多いかと思います。テキストボックスに文字を入力すると、自動的に候補をリストアップしてくれる優れものです。

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ただし、欠点も無いわけではありません。候補としてリストアップされるユーザーは、JIRAに登録されているすべてのユーザーが対象となります。このため、あるグループ、あるロールに所属するユーザーだけに絞り込んで候補を表示させることはできませんでした。

ですが!

JIRA 6.2からは違います。ユーザーピッカーに、表示するユーザーのフィルターを設定できるようになりました。カスタムフィールドの構成画面から、「User Filtering」を指定できます。ここでグループやロールを指定することで、そこに所属するユーザーだけを候補として表示してくれます。

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フィルターを設定することで、以下のように候補として表示されるユーザーがフィルターされるようになりました。
これでもう、本当は選んではいけないユーザーを選んでしまうような間違いを防ぐことができますね

blog01-04

ご注意ください

フィルターを設定できるのは「ユーザーピッカー」カスタムフィールドのみです。システムフィールドの「担当者」や「報告者」にはフィルター設定できません。

  • 「担当者」を制限するには、権限スキームを使って「割り当て可能なユーザー」権限を設定してください。
  • 「報告者」は制限できません。権限スキームの「課題の作成」権限で課題を作成できるユーザーを制限できますが、報告者に設定できるユーザーは制限できません。「バグ報告や新機能のリクエストは誰でもできる」というのがJIRAの思想です。
  • 監査証跡機能

    ちょっと厳しい名前の機能が出てきましたが、英語では「Audit Log」と呼ばれる機能です。「誰がいつ設定を変更したの?」という記録を取ることができるようになりました。JIRA管理者のさらに管理者くらいの方が待望していた新機能ですね。

    監査証跡機能は、JIRA 6.2をインストールした直後は有効になっていません。まずは管理画面の「Audit Log」の「Audit Settings」リンクをクリックしましょう。

    blog02-01

    監査証跡機能の設定画面が表示されるので「有効」ボタンをクリックして、機能をオンにしてください。これ以降の設定変更は監査証跡として記録されるようになります(イタズラはできなくなってしまいました……)。

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    記録された監査証跡は、以下のように表示されます(クリックすると大きい画像で表示します)。誰が、いつ、何を変更したのか記録されています。

    blog02-03

    課題検索の新機能(Creator と Attachments)

    JIRAの大きな特徴である課題の検索機能にも、注目の新機能があります。検索条件として、新しく「Creator」(課題の作成者)「Attachments」(添付ファイルの有無)が使えるようになりました。

    まず「Creator」(課題の作成者)についてご紹介します。
    「Creator」(課題の作成者)は、実際に課題を作成したユーザーです。「報告者」と同じであることが多いのですが、報告者とは違って後から変更することはできません。「Creator」(課題の作成者)は、以下の画面のように基本モードの課題ナビゲータ画面から利用できます。
    報告者とは別に課題の作成者を検索することで、あるユーザーが実際に作った課題だけを絞り込むことができるようになります。

    blog03-01

    続いて「Attachments」(添付ファイルの有無)です。こちらはJQLの条件文としてのみ使えます。
    「Attachments is EMPTY」で添付ファイル無しの課題、「Attachments is NOT EMPTY」で添付ファイル有りの課題を検索できます。……これまで添付ファイルの有無を条件として検索できなかったのは、少々意外ですね

    blog03-02

    新しい二つの検索条件は、それだけでは「ふ~ん」という感じですが……他の条件と組み合わせて上手に使ってみてください。
    例えば、「Attachments」なら、報告書ファイルを添付する必要のあるワークフローの課題で、報告書の添付忘れを抽出する、という使い方ができそうですね。

    ご参考

    JIRAの新機能、まずは三つをご紹介させていただきました。みなさんのJIRAで使ってみたい機能、欲しかった機能はあったでしょうか。興味のある機能があったら、ぜひ試してみてくださいね。
    でも、間違って本番環境を壊さないようにだけご注意を! 監査証跡機能の実装により、誰が設定を変更したのか追跡できるようになったので、知らんぷりはできませんよ?

    では次回のブログ、または研修トレーニングの場でお会いしましょう。

    「動くものはJIRAで作れ! 動かないものはConfluenceで作れ!」

    ご注意ください

    このブログ記事は、JIRA 6.2.7 を使って作成しました。

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