
振込から、外国送金、ローンの手続きなどまでオンラインやアプリで完結するインターネットバンキングが日常に。
そこにAIも加わり、急速なデジタル化の波にさらされている。
銀行の機能やサービスをモジュール化し、APIを介して非金融企業へ提供するBaaS(Banking as a Service)やプラットフォーム事業展開など、銀行法の改正も追い風となり事業の多角化が加速。
金融機関への大規模なサイバー攻撃が増えており、手口も年々高度化しています。
秘匿性の高い個人情報や取引を取り扱う金融業界において、大きな脅威となっている。
サービス提供の基盤であるITシステムは
複雑化を極めています

市場や顧客ニーズの急速な変化に対応するには、短いスパンでPDCAを回していくアジャイル開発が有効です。ウォーターフォールとアジャイル、両手法の特長を活かしながら開発を進めていきましょう。
特に統廃合を経て成長してきた金融企業の場合、ITベンダーが複数存在し、報告書フォーマットから開発プロセスまでバラバラであることが多いです。また、ITベンダーごとに複数のプロジェクト管理ツールを利用しており、全体の開発状況を一目で確認できず、データメンテナンスに時間がかかるといった状況に陥りやすくなります。
リックソフトは、社内体制の改革からアジャイル開発導入まで、一貫してサポートしております。
アジャイルとウォーターフォール開発両管理を1ツールで実現、全体の開発状況を可視化できる体制へ

24時間365日稼働する金融システムでは、インシデントに対し、重要度・緊急度に合わせて優先度をつけ、迅速かつ効果的に対応することが安定運用には欠かせません。
Jira Service Managementでインシデント管理を行うと、AIがアラートをカテゴライズし、解決に向けて過去の類似している対応履歴を提示してくれます。
またAIや自動化ルールで優先順位付けを行い、最適なリソース配分の実現まで支援します。
プロジェクト管理ツールJiraと連携することで、開発チームとのシームレスな連携も可能です。

システム障害、サイバー攻撃、自然災害等が発生した際、重要な業務を、最低限維持すべき水準において提供し続ける能力「オペレーショナル・レジリエンス」の確保に取り組む金融企業が増えています。
この取り組みにあっては、組織のリスクを洗い出し、評価と管理を繰り返していくことで価値の最大化を目的とするアプローチ「Enterprise Risk Management(ERM)」が1つの重要な要素となります。
ナレッジマネジメントツールConfluenceにリスクに関する情報を集約し、管理していくことで、すべての変更履歴を残しながら正しいリソース源として運用していくことが可能です。

開発だけでなく、組織全体でアジャイルに取り組む場合は、コンサルティングサービス「Step-Up Agile with Jira」をご提案しています。
まさにビジネスの変革が必要な金融業界に向けて、必要な3つの段階を設定し、日本市場においてエンタープライズアジャイル手法を導入するため3ステップのシンプルなサービスです。
インシデント管理、問題管理、変更管理、構成管理などITIL準拠のITサービスマネジメントに求められるプロセス全般の課題を解決するためにJira Software(現Jira)や Jira ServiceManagementとConfluenceを導入。
リックソフトが提供するコンサルティングサービスを利用し、理想的なITサービスマネジメント体制を確立。
インシデントの初動対応の迅速化やナレッジの集積、全社的な情報共有などを実現したほか、開発工数や経費の削減、品質の平準化にも寄与。
リックソフトは、アトラシアン製品の専門家として、お客様のビジネス課題に寄り添い、最適なソリューションを提供します。
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