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2017/03/09

ナレッジコラボレーションツール「Confluence」ってLotus Notes/Dominoに似てるってよ(その1)

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大塚 和彦Kazuhiko Ohtsuka

大塚 和彦

皆さん、Lotus Notes/Dominoは、もちろん知ってますよね?

市場では「脱Notes」とか言われることに私は心を痛めています。私はNotes3.3の頃からLotus Notesを利用し、その素晴らしさを皆さんにも知ってもらおうと頑張ってきました。
かなり昔にIBM社に合流し、IBM Notes/Dominoになってしまいましたが、その機能はさらに向上しています。
古くからNotes/Dominoに関わってきた私としては、EUC(End User Computing)の代表であるNotes/Dominoの活用が情報共有と生産性を向上させ、日本企業の発展を支えてきたのだと思っております。
その立役者であるNotes/Dominoを変えるという事が悲しく思えるのです。

しかしながら、企業・組織は急激な変化する市場要求に対応するために「オープン性」と「柔軟性」が必要となり、「コストの削減」も重要な課題になっているのは言うまでもありません。
さらにはグローバル対応や情報ガバナンス(Information Governance)にも対応しなければならず、何でもできるNotes/Dominoより、より特化した専用システムにシフトするという市場の要求はしかないのかもしれません。

但し、Notes/Domino利用の効果であった「業務生産性向上」や「情報・ナレッジ共有」は、そのまま継続しつつ、さらにステップアップを目指すにはどうしたら良いのか?
このようなお悩みを皆さんは持たれているのではないでしょうか?

私は縁あって出会ったツールがAtlassian社のConfluence(コンフルエンス)でした。
Notes/Dominoの効果の代表である「情報・ナレッジ共有」に特化したツールが、ナレッジコラボレーションツールのConfluenceだと感じました。

Notes/Dominoでは Confluenceでは
Notesデータべース(nsf) Confluenceスペース

Notesデータべース(nsf)

Confluenceスペース

ConfluenceのスペースはNotesデータベースのようなものです。
このスペースにページを追加して共有していきます。
但し、Notes検索は単一データべースしか検索できませんが、Confluenceは複数スぺースの横断検索ができます。

Notes/Dominoでは Confluenceでは
Notesフォーム ページ

Notesフォーム

ページ

NotesフォームはNotesデザイナーでテキストフィールドやチェックボックスなど様々なコントロールを追加する事ができます。
リッチテキストフィールドでは、添付ファイルなど様々な種類のファイルを貼り付けする事ができます。
Confluenceのページは、そのページ自体がリッチテキストフィールドのようなものになっています。
その全てがリッチテキストフィールドのようなページ内に各項目などを定義することになるので自由度はConfluenceの方が上です。
ですが、定型フォームで任意フィールドに必須入力をさせるなどの制御に関してはNotesの方が優れていると思います。
但し、Confluenceを含むAtlassian製品の利点としてマーケットプレイスから簡単に機能追加できる豊富なアドオンがありますので、Easy Forms for Confluence(※.1)のようなフォームエディタを追加すると同じような事ができるようになります。

※.1

フォームエディタ

Notes/Dominoでは Confluenceでは
Notesビュー ページーツリー

Notesビュー

ページーツリー

Notes/Dominoのビュー機能はとても優れています。
ビューはNotesフォームの一覧となり、このビューはフォームの項目を自由に並べ替えて、任意の項目で集合させる事もできます。
この機能のおかげで登録された情報を様々な視点で見ることができます。
情報共有で重要な「情報に気づかせる」「短時間で情報にアクセスできる」を手助けする機能の一つです。
Confluenceでは、ビューというよりもページがツリー構造で登録・管理しています。
Confluenceには、標準機能
もしNotesのビューのような事をしたければ、Confluenceページの中に埋め込む事ができるマクロ(※.2)があります。
そこで、一例として「ラベル別コンテンツ」を埋め込みすると、ラベルが付与されたページだけが一覧表示(※.3)されます。
この一覧表示がスペース間を横断した一覧表示ができるが優れた点です。Notesでは単一のNotesDBの情報した一覧表示(ビュー)する事しかできません。
Confluenceの方は各項目に対して昇順・降順を行うような自由な並べ替えなどは得意ではありませんが、このマクロの設定では「並べ替え」「一覧形式」「タグの表示の有無」などは設定する事ができます。
双方に優れた点と劣る点があると考えていますので、何が良い・悪いという判断は利用される方にお任せします。

※.2 マクロ選択画面

マクロ選択画面

※.3 ラベル別コンテンツの例(技術評論社のタグを抽出)

ラベル別コンテンツ

まだまだ、Notes/Dominoに近しい機能があるのですが、文章量が多い関係で次回「その2」のブログで続きを書かさせて頂きます。
次回は、「検索」「タスク」「カレンダー」「カタログDB」「同時編集」などを比較したいと思いますのでお楽しみに!

最後に
Confluenceの基本機能を知りたい方がいらっしゃいましたら、以下に開催予定の無料オンラインセミナーにご参加ください。

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おことわり:Confluenceと比較させて頂いたNotes/Dominoのバージョンは5~7になります。それ以降のバージョンで機能が追加されている場合もございますのでご了承ください。

製品ページ:Confluence についてはこちら

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