プレスリリース：リックソフト、BlueMemeと基本合意を締結
ローコード開発向けのアジャイル管理ツールを共同開発し、日本企業のDX推進を加速

リックソフト、BlueMemeと基本合意を締結
ローコード開発向けのアジャイル管理ツールを共同開発し、日本企業のDX推進を加速

2021年10月13日

リックソフト株式会社
株式会社BlueMeme

リックソフト株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：大貫浩、以下：リックソフト）は、株式会社BlueMeme（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：松岡真功、以下：BlueMeme）との間で、ローコード向けのアジャイル管理ツールの共同開発に関する基本合意書を2021年9月21日に締結いたしました。

世界中で最も多く利用されている、アジャイル手法のソフトウェア開発プロジェクト管理ツールの販売とサービス提供で国内トップクラスの実績を誇るリックソフトと、ローコード開発（ビジュアル操作で作成した設計データに基づいてソースコードを自動生成する基盤を用いた開発）とアジャイル手法を組み合わせた独自のプロジェクト管理手法を活用し、日本企業のシステム開発の内製化事業において国内トップクラスの業績を有するBlueMemeの技術を掛け合わせることで、スクラッチ開発からローコード開発まで一貫したアジャイル開発の管理を実現し、日本社会のDX促進に向け協力してまいります。

■本締結の背景と目的

リックソフトは「価値あるツールでお客様の価値を向上させる」ことをミッションとし、豪ソフトウェア企業Atlassian Pty.Ltd.が開発・提供するソフトウェア開発ツールJira Softwareや情報共有ツールConfluenceなどの導入支援や研修、サポートサービスの提供やアプリ開発を行っています。

BlueMemeは「最新技術を活用した次世代型の情報システム開発を実現し、日本企業の国際的な競争力を向上させる」というミッションのもと、独自のプロジェクト管理手法「AGILE-DX」を用いたユニークな受託開発サービスの提供を通して、お客様のビジネスアジリティの向上を可能とするデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援する事業を展開しています。

現在用いられているアジャイル開発向けのプロジェクト管理ツールの多くは、スクラッチ開発を想定して作られています。スクラッチ開発では、プログラミング言語を記述して一からシステムの開発を行いますが、開発期間の長期化や、コストが高額になりやすいといった課題があります。よって近年では、設計データからソースコードの自動生成を行い、迅速な開発を可能にするローコード開発が大きく注目されています。しかし、ローコードを活用した大規模なアジャイル開発においては、適切な管理ツールが存在しておらず、技術者の稼働状況や開発の進捗状況、生産性の管理が難しいという現状があります。

この度の基本合意により、リックソフトが取り扱うスクラッチ開発で最も使用されているソフトウェア開発管理ツールと、BlueMemeが持つ独自の開発方法論を組み合わせ、スクラッチ開発からローコード開発まで一貫したアジャイル管理を実現します。これにより、ローコードを活用したアジャイル開発においても、明確なデータに基づいた管理が可能になるほか、組織内で用いる開発手法の統一や標準化、共通認識にもとづいた業務の遂行により生産性の向上が可能になります。

■基本合意の内容

以下の主な取り組み内容について、今後両社間で協議を進めてまいります。

• ● ローコードを活用して大規模なアジャイル開発を管理するためのプラットフォームの開発
• ● ローコード開発における開発生産性を評価するツールの開発
• ● プログラミング言語の記述により開発するスクラッチ開発と、ビジュアル操作とソースコードの自動生成を用いて開発を行うローコード開発の両方に対応した管理ツールの開発

■今後の展望

本締結を通した、両社の強みを活かした独自のソリューションの提供により、さらなる新規顧客の獲得と市場価値の向上に努めてまいります。また、両社は日本社会のDXをけん引していくリーダーとして、一層の協力を行ってまいります。

＜登録商標について＞
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