Jira Software リリース情報
2016.02.11Jira Software 7.1.0 リリース
スプリント管理権限が新たに導入されました
この権限は「プロジェクト管理」権限の代わりに次のスプリント関連のアクションに使われます。
- スプリント作成
- スプリントの開始
- スプリントの終了
- スプリントの再オープン
- 未来のスプリントの並べ替え
- 未来のスプリントの削除
- スプリント情報の変更(リネームと日付変更)
- スプリントフッターを移動してバックログを追加/削除

並行スプリント機能が追加されました
複数のアクティブなスプリントが、1つのバックログを共有できます。

スプリントの再オープンが可能になりました
これにより、誤ってクローズしてしまったスプリントなどを再オープンすることができます。再オープンするには、再オープンしたいスプリントの「Sprint Report」の「Reopen Sprint」をクリックします。

ボード上の課題を印刷できるようになりました
複数課題も印刷可能です。サイズ指定(小中大)もできます。
実際のボードに貼り付けてご利用いただけます。
アジャイルボードからウェブフックを送信できる
これによって、ボードの作成、更新削除、設定変更をアドオンやWebアプリに通知することができます。
設定方法は、ウェブフックを作成または更新するときに必要なイベントを選択します。
プロジェクト課題画面
プロジェクト課題画面上で、素早く通常の課題画面に移行できるようになりました。
右上画像のように、右上の拡大・縮小ボタンをクリックすると以下のように通常の課題画面と同様の画面になります。
右下画像のように、再度、拡大・縮小ボタンをクリックすると元のプロジェクト課題画面に戻ります。
Jira管理画面の変更
管理画面を大幅に改善しました。
Jira Softwareインスタンスの管理者は、Jira 7.1.x platform release notesをご確認ください。新しい機能や機能の改善を紹介しています。
その他の機能改善
このリリースでは、既存のJira Software機能を高めることにも焦点を当てました。
スプリントレポートとベロシティチャートを改善しました
不整合を修正しました。

アプリケーションリンクの検査回りの機能拡充
これによって、インストールやメンテナンス時にプラグインを別々にインストールする必要がなくなりました。
また、連携している製品のステータスが表示されるようになったので、エラーが発生したらすぐに対処できます。

Bitbucket Server向けスマートコミットの改善
スマートコミットを使ってBitbucket ServerからJira Softwere課題を処理することができるようになりました。
スマートコミットを使って処理できるのは、
- 課題へコメント
- 時間(work log)の登録
- Jira Software プロジェクトのワークフローに定義されたステータスへ課題のトランジッション
その他
- 課題にフラグを立てる時にコメントできるようになりました。
- スプリント完了時に、未完了の課題の移動先を選択できるようになりました。
- ボードの表示と作成を改善しました。
【参考】: Jira Software 7.1.0 release notes (英語)