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基本的にJiraの既定項目の項目名は変更できません。
Jira (Server版)をご利用の場合、裏技?として、言語パッケージの対訳を変えてしまうという手があります。
以下、簡単に手順を記載します。
現在、Jiraの日本語パッケージは製品にバンドルされているものしか手にはいらないので、Jiraにインストール済みの言語パッケージをDLするところから始めます。
1.Jiraのインストールディレクトリから言語パッケージを取得します。
言語パッケージの格納先(ファイル名は例です)
{JIRA_INSTALL}/atlassian-jira/WEB-INF/atlassian-bundled-plugins/jira-core-language-pack-ja_JP-7.5.0.v2r1947-2017-09-22.jar2.作業用のフォルダを作って、言語パッケージを配置します。
例)/temp/jira-core-language-pack-ja_JP-7.5.0.v2r1947-2017-09-22.jar3.コマンドプロンプトを起動し、作業用フォルダに移動します。
>cd /temp/
4.jarを解凍します。
>jar -xvf "jira-core-language-pack-ja_JP-7.5.0.v2r1947-2017-09-22.jar”5.解凍元のアーカイブを削除します。
>del "jira-core-language-pack-ja_JP-7.5.0.v2r1947-2017-09-22.jar"6.プロパティファイルを編集します。
ファイルを開くには、Propertieファイル編集用のエディタが必要です。
ここではEclipseに追加したPropertieエディタを使って、「Σ 初期見積」を「変更したよ」という文字に変更しました。7.jarを再度アーカイブ化します。
>jar cvfm "jira-core-language-pack-ja_JP-7.5.0.v2r1947-2017-12-14.jar" META-INF/MANIFEST.MF .※コマンドの最後の .(カレントディレクトのファイルを全部含める)の指定を忘れないようにご注意ください。
8.Jiraに管理者アカウントでログインし、歯車>アドオン>アドオンの管理>アドオンのアップロードから、カスタマイズ済みの言語パッケージをインストールすると表示が切り替わります。(Jiraの再起動は不要です)
※後からアップロードで追加した言語パッケージが優先されるようですが、カスタマイズ前の言語パッケージは削除しておいた方が良いと思います。
※検証環境で十分に動作確認してから、本番環境へ適用してください。
※Jiraのバージョンアップなどを考えて、 カスタマイズ言語パッケージが簡単に生成できるようなBuildファイルを作っておくと便利だと思います。
【ご参考】
以前は、https://translations.atlassian.com/にて、Jiraの日本語パッケージがDLできましたが、現在は、DLできなくなっています。
製品にバンドルされた言語パッケージを使うようにってことみたいです。
ラトビア語など、製品にバンドルされていない言語パッケージは従来通りダウンロード可能です。
少し情報が古いですが、下記のブログに言語パッケージに関する情報が記載してあります。
https://www.ricksoft.jp/blog/archives/5459/下記のアドオンを使うと項目名を変更するとJiraの表示がどのように変わるか確認できます。
https://marketplace.atlassian.com/plugins/com.atlassian.translations.jira.inproduct/server/overviewコメントを追加...
Jiraの既定項目の名称って一般的に馴染みがなくて分り辛いものが多いと思います。
項目名をわかりやすく変更する方法は無いのでしょうか?