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2018/08/28

りっくまのお便り投稿シリーズJira編11 : 非開発者がJiraのバージョン機能を使ってみたクマ!

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南澤 華代Hanayo Minamisawa

南澤 華代

こんにちは。リックソフト ヘルプデスク担当の南澤です。

今回も リックソフトブログで一番人気?!のりっくまのお便り投稿シリーズ をお送りします。
このシリーズは、技術知識があまりなく、Jira初心者の新米プロジェクトリーダーのりっくまくんが、弊社ヘルプデスクへ悩みを相談しながら成長していく物語です。

今回は、りっくまくんからヘルプデスクにこんなお便りが届きました。

りっくまさんの質問の内容を要約すると「繰り返しのタスクの管理方法を教えてほしい」です。りっくまさんの社内行事プロジェクトのように同じタスクを定期的に繰り返すことは業務上よくあると思います。

何年度の課題かわかるようにうまく整理できる方法ですが、いろいろとやり方はあります。
今回はJiraの「バージョン」機能を使って課題の分類と管理をしてみましょう

  • グループに所属しているユーザーを確認する
  • ユーザーを新規作成する
  • グループへユーザーを追加する

Jiraのバージョン機能とは

Jiraのプロジェクトには、バージョン機能があります。主に製品開発で使うと思われがちですが、開発だけで使われるものではありません。
バージョンは「時点ごとのプロジェクト課題の状態」を指しますので、特に開発作業にこだわらなくてもいいのです。
バージョンについての詳細は以下のAtlassianドキュメントをご覧ください。

バージョンにより作業を整理する

社内行事プロジェクトの課題の特徴は、たいていは以下だと思います。

  • 年度きざみの繰り返しなので、期間は4月~翌年3月が多い → 始まりから終わりの期間が決まっている
  • 会社行事はほぼ毎年同じ 

このような特徴の場合は、それぞれの課題にバージョンを付けると管理しやすくなります。

バージョン機能を使ってみる

それでは、実際にりっくまさんのプロジェクトを見て操作してみましょう。
社内行事プロジェクトを課題検索画面で見てみると、以下のように同じタイトルの課題が多数作成されていました。

バージョン機能を使ってみる

早速プロジェクトにバージョンを追加してみましょう。
今回は年度ごとにバージョンを作ってみます。

プロジェクトにバージョンを追加

つづけて、課題にバージョンを割り当ててみましょう。
例として課題検索画面の一括変更機能より2015年の課題を編集してバージョンを割り当てます。
(例はテキスト検索していますが、作成日や更新日など、課題の内容に応じて条件を指定し抽出してください)

課題にバージョンを割り当て

課題にバージョンを割り当て

バージョン割り当て後、プロジェクトのバージョン画面を見ると、以下のようにバージョンに紐づく課題のステータスを確認できます。

課題のステータスを確認

過去の年度をリリースにして、リリース済みの状態にできます。

リリース済みの状態

このようにリリース済の状態へ変わります。

リリース済みの状態

上記の操作を繰り返して、すべての年度で課題をバージョンに紐づけると以下のようになります。
2018年度は現在進行中なので、ステータスもいろいろあります。
ステータスの横の数はリンクになっており、クリックすると該当の課題を参照できます。

該当の課題を参照

またバージョンを適用すると、Jiraのレポート機能にある「バージョンワークロードレポート」を利用できます。
このレポートでは、選択したバージョンの未解決課題についての作業見積時間をユーザーと課題別に表示します。
残りの作業を把握するのに役立ちます。

バージョンワークロードレポート

りっくまさん、こんな回答でいかがでしょうか?

「バージョン」も「コンポーネント」と同様に、開発者だけの機能ではありません。Jiraの機能をどう料理するのかは利用している人次第なのです。
こう使うのは間違い、正解というのはありませんので、自分のJiraを皆さん色に染めてどんどん使ってくださいね!

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