2013/10/03
Atlassian Summit 2013 – 9/30 – 10/1
Author
澤田 深雪Miyuki Sawada
今年のAtlassian Summit 2013 はエキスパート、エンドユーザ、全て合わせて1700名が参加するそうです。去年は5月末から6月初めだったのに対し、今年は9月末から10月の初め。サンフランシスコは太陽は出ているものの、とても涼しく、朝晩は初冬のような寒ささえ感じます。そんな中、アトラシアン社主催のAtlassian Summit 2013の初めとして、Ecosystem Partners Dayが9月30日（月）にYerba Buena Art Centerで行われ、世界中のアトラシアン・エキスパートたちが集結しました。受付を済ませると、パーカ、長袖シャツ、ハードカバーのメモ帳が配られました！
会場はサンフランシスコ、ダウンタウンにあるYerba Buena Center of Artsというコンテンポラリーアート関連などの会場としてオープンしたイベントスペースでした。大きな窓から光が差し込み、入り口がカラフルでとても明るく綺麗でした。さらに奥へ進み、Partners Dayの会場へ入ります。アトラシアン社のロゴが左上の丸いスペースへ映し出され、右側のスクリーンもテーマカラーのブルー。
集まったエキスパートのうちのほとんどが欧米で占め、中でもヨーロッパが大半で、やはりユーザ数の圧倒的な違いが反映されています。アジア太平洋エリアはまだまだ少数である事がはっきりと分かります。ヨーロッパではユーザコミュニティもとても大きく、コミュニティ内でカンファレンスのようなユーザ会を開催しているとのことでした。日本を含めアジア太平洋はまだまだこれからアトラシアン製品の認知度とユーザ数が上がって行く、そのためには我々エキスパートがさらに力を発揮して行かなければ、と感じました。
プレゼンテーションでは、マーケティングの話や、前年度のエキスパートの中での様々な数字の達成、今後の製品ラインの予定などが発表されました。アトラシアン社の日本法人、アトラシアン株式会社の立ち上げもAtlassian Japanということで、紹介されました。アジア太平洋（Asia Pacific）の話題として、韓国での売り上げが一定期間にかなりの売り上げを達成したことも発表されました。
10月1日（火）
は、アトラシアン社へオフィス見学に行きました。外観はとてもシンプルで、この中に会社があるの？というほど通り過ぎてしまいそうな建物です。中に入ると、コンクリートの内装で、オフィスというよりもデザイナーズマンションといった雰囲気の入り口、受付。まずはキッチンから入りましたが、とても広く、食べ物、飲み物もそろっていて、社員は自由に取っていいそうです。また、ここでテーブルについて仕事をしてる方たちも居ました。大きなソファやTVゲーム、ビリヤード台、卓球台と、気分転換になるスペースもたくさんあり、居るだけで気分がリフレッシュされる雰囲気でした。
会議室は全てガラス張りで、各部屋にはiPadが設置されており、現在の会議と次の会議が表示されています。その場でiPadで会議室予約をすることも出来ます。中央の広い階段にはクッションなどが置かれ、そこに座りながら仕事もできます。また、中央の天井にはスクリーンがあり、プロジェクタも使い、このスペースで会議やセミナー、発表会といったイベントも行われます。
その後は、Atlassian Summit 2013の会場へ。この日は、アトラシアン製品のトレーニングで各クラスが行われていました。また、エキスパートでブース出展する人たちが準備に追われていました。その中に、弊社が日本語訳を行った、JIRAアドオンのTEMPOを販売しているTM Software社（アイスランド）のブースがありました。これからさらにバージョンアップしたTEMPOが年内を皮切りに、リリース予定だそうです。とても楽しみです。
10月2日（水）と3（木）はコンコース・エキシビジョン・センターにて、基調講演、State of Unionsなどなど各プレゼンテーションが行われます。
つづく
リックソフト株式会社
マーケティング/海外パートナーアライアンス
