はじめに

このページではインストーラを使用して Jira Service Desk のスタンドアロン版を Linux へインストールする手順について説明します。

1.Jira Service Desk をダウンロード

Jira Service Desk 4.x 系をダウンロードする場合は、Jira Service Desk のダウンロードページへアクセスします。( アーカイブはこちら )

お使いの環境にあわせて、「Jira Service Desk 4.x - Linux Installer (64bit)」または「Jira Service Desk 4.x - Linux Installer (32bit)」を選びます。
「Download」をクリックすると、ダウンロードが始まります。



ダウンロードしたインストーラは、Jira Service Desk をインストールするサーバーへ転送してください。

 

2.Jira Service Desk のインストール

ダウンロードしたファイルに実行権限を与えます。

[root@server ~]# ls -l
合計 375464
-rw-r--r--. 1 root root 384468870 4月 18 2019 atlassian-servicedesk-4.x.x-x64.bin

[root@server ~]# chmod u+x atlassian-servicedesk-4.x.x-x64.bin

[root@server ~]# ls -l
合計 375464
-rwxr--r--. 1 root root 384468870 4月 18 2019 atlassian-servicedesk-4.x.x-x64.bin


Jira Service Desk のインストーラを実行します。開始の確認を求められますので、 Enter キーを押します。

[root@server ~]# ./atlassian-servicedesk-4.x.x-x64.bin
Unpacking JRE ...
Starting Installer ...
4 16, 2019 12:59:12 午後 java.util.prefs.FileSystemPreferences$1 run
情報: Created user preferences directory.
4 16, 2019 12:59:12 午後 java.util.prefs.FileSystemPreferences$2 run
情報: Created system preferences directory in java.home.

This will install JIRA Service Desk 4.1.0 on your computer.
OK [o, Enter], Cancel [c]


Choose the appropriate installation or upgrade option.
Please choose one of the following:
Express Install (use default settings) [1], Custom Install (recommended for advanced users) [2, Enter], Upgrade an existing JIRA installation [3]


Where should JIRA Service Desk be installed?
[/opt/atlassian/jira]


Default location for JIRA Service Desk data
[/var/atlassian/application-data/jira]


Configure which ports JIRA Service Desk will use.
JIRA requires two TCP ports that are not being used by any other
applications on this machine. The HTTP port is where you will access JIRA
through your browser. The Control port is used to startup and shutdown JIRA.
Use default ports (HTTP: 8080, Control: 8005) - Recommended [1, Enter], Set custom value for HTTP and Control ports [2]


JIRA can be run in the background.
You may choose to run JIRA as a service, which means it will start
automatically whenever the computer restarts.
Install JIRA as Service?
Yes [y, Enter], No [n]


Details on where JIRA Service Desk will be installed and the settings that will be used.
Installation Directory: /opt/atlassian/jira
Home Directory: /var/atlassian/application-data/jira
HTTP Port: 8080
RMI Port: 8005
Install as service: Yes
Install [i, Enter], Exit [e]


Extracting files ...



Please wait a few moments while JIRA Service Desk is configured.
Installation of JIRA Service Desk 4.1.0 is complete
Start JIRA Service Desk 4.1.0 now?
Yes [y, Enter], No [n]


Please wait a few moments while JIRA Service Desk starts up.
Launching JIRA Service Desk ...


Installation of JIRA Service Desk 4.1.0 is complete
Your installation of JIRA Service Desk 4.1.0 is now ready and can be
accessed via your browser.
JIRA Service Desk 4.1.0 can be accessed at http://localhost:8080
Finishing installation ...



3.server.xml の修正

ここで server.xml を修正し、文字化け対策とコンテキストルートの設定を行います。
/opt/atlassian/jira/conf/server.xml をエディタで開き、以下の値を設定します。


タグ変更内容
文字化け対策ConnectorURIEncoding="UTF-8" を追加
コンテキストルートContextpath="" を path="/jira" に変更


[root@server ~]# vi /opt/atlassian/jira/conf/server.xml


<Service name="Catalina">

<!--

==============================================================================================================
DEFAULT - Direct connector with no proxy for unproxied access to Jira.

If using a http/https proxy, comment out this connector.
==============================================================================================================
-->

<!-- Relaxing chars because of JRASERVER-67974 →

<Connector port="8080" relaxedPathChars="[]|" relaxedQueryChars="[]|{}^&#x5c;&#x60;&quot;&lt;&gt;"
maxThreads="150" minSpareThreads="25" connectionTimeout="20000" enableLookups="false"
maxHttpHeaderSize="8192" protocol="HTTP/1.1" useBodyEncodingForURI="true" redirectPort="8443"
acceptCount="100"

URIEncoding="UTF-8" <!-- ←この行を追加する。 -->

disableUploadTimeout="true" bindOnInit="false"/>

        

    

<!--
<Connector port="8009" URIEncoding="UTF-8" enableLookups="false" protocol="AJP/1.3"/>
-->

<Engine name="Catalina" defaultHost="localhost">
<Host name="localhost" appBase="webapps" unpackWARs="true" autoDeploy="true">

<Context path="/jira" docBase="${catalina.home}/atlassian-jira" reloadable="false" useHttpOnly="true"

      <!-- ↑path="~"の中を追加する。 -->

設定できたら「service jira stop」コマンド、「service jira start」コマンドを入力して Jira Service Desk を再起動します。

[root@server ~]# service jira stop
executing using dedicated user


If you encounter issues starting or stopping JIRA, please see the Troubleshooting guide at https://docs.atlassian.com/jira/jadm-docs-081/Troubleshooting+installation


Server startup logs are located in /opt/atlassian/jira/logs/catalina.out
Using CATALINA_BASE: /opt/atlassian/jira
Using CATALINA_HOME: /opt/atlassian/jira
Using CATALINA_TMPDIR: /opt/atlassian/jira/temp
Using JRE_HOME: /opt/atlassian/jira/jre/
Using CLASSPATH: /opt/atlassian/jira/bin/bootstrap.jar:/opt/atlassian/jira/bin/tomcat-juli.jar
Using CATALINA_PID: /opt/atlassian/jira/work/catalina.pid
Tomcat stopped.


[root@server ~]# service jira start

To run JIRA in the foreground, start the server with start-jira.sh -fg
executing using dedicated user: jira

If you encounter issues starting or stopping JIRA, please see the Troubleshooting guide at https://docs.atlassian.com/jira/jadm-docs-081/Troubleshooting+installation


Server startup logs are located in /opt/atlassian/jira/logs/catalina.out
Using CATALINA_BASE: /opt/atlassian/jira
Using CATALINA_HOME: /opt/atlassian/jira
Using CATALINA_TMPDIR: /opt/atlassian/jira/temp
Using JRE_HOME: /opt/atlassian/jira/jre/
Using CLASSPATH: /opt/atlassian/jira/bin/bootstrap.jar:/opt/atlassian/jira/bin/tomcat-juli.jar
Using CATALINA_PID: /opt/atlassian/jira/work/catalina.pid
Tomcat started.


Jira Service Desk が再起動したら、Web ブラウザーにてセットアップウイザードを開始します。


 

4.Jira Service Desk セットアップウイザード開始

 


Jira Service Desk が起動していることを確認して、Web ブラウザーを起動します。


起動した Web ブラウザーで URL: http://<サーバーの IP アドレス>:8080/jira に接続しセットアップウィザードを開始します。

(warning) “<サーバーの IP アドレス>"  の部分は Jira Service Desk をインストールしたサーバーの IP アドレスに置き換えてください。

ご注意ください

 

セットアップウィザードは、インストール後初めて Jira Service Deskアクセスすると表示されます。Web ブラウザーから、http://<サーバーの IP アドレス>:8080/jira にアクセスしてください。
http://localhost:8080/jira でセットアップを実施した場合は、セットアップ後に管理画面の一般設定でベース URL を変更しなければ、他のコンピュータからアクセスした場合に不具合が発生します。


ベース URL を変更する手順は、こちらのテクニカル FAQ を参照してください。 


ベース URL とは

 

Jira Service Desk サーバーにアクセスするときに使用する URL です。サーバー以外のコンピュータからアクセスしたときに参照できる(ブラウザで開くことのできる) URL を指定します。
ベース URL を “localhost”“127.0.0.1” に設定されている場合は、サーバー以外のコンピュータから Jira Service Desk にアクセスできない可能性があります。





I'll set it up myself」を選択し、「Next」をクリックします。

 

データベース接続

 

以下の画面が表示されます。 データベース接続は、「My Own Database」を選択します。
DB の接続パラメータを入力して「Test Connection」ボタンをクリックします。

データベース接続パラメータの例

 

項目

データベースタイプ

PostgreSQL

ホスト名

127.0.0.1

ポート

5432

データベース

jira_db(データベース作成時に指定したデータベース名)

ユーザー名

jira_usr(データベース作成時に指定したユーザー名)

パスワード

(データベース作成時に指定したパスワード)

スキーマ

public


その後、以下の画面に切り替わります。

以下のように表示されれば接続テストは成功です。エラーの場合はパラメータを確認して下さい。



接続テストが成功したら「Next」ボタンをクリックします。
データベースのセットアップには少し時間がかかります。しばらくお待ちください。

 

Jira Service Desk セットアップ

 

アプリケーションのプロパティの設定

当画面にて、アプリケーションのプロパティを設定し、「次」へボタンを押下します。

 

項目

アプリケーションタイトル

当インストールの名前として使用

モード

公開 ユーザーは誰でもサインアップおよび課題の投稿が可能)

非公開(ユーザーのサインアップを無効にし、管理者のみがユーザーを作成可能)

ベース URL

当 Jira のインストールベースの URL になり、メール用などに作成されるすべてのリンクの先頭に当 URL が追加されます。

 

「Private」を選択し、「Next」をクリックします。




ライセンスキーを貼り付け、「Next」ボタンをクリックします。
ライセンスキーには弊社よりメールで送付しましたライセンスキーを貼り付けます。


管理者情報の設定

管理者用のフルネーム、メールアドレス、ID、パスワードを入力して、「Next」ボタンをクリックします。

メール通知

メール通知の設定を行います。「Later」を選択して、ここでは無効にして Jira Service Desk セットアップを完了させることもできます。

(この設定は後から管理画面で設定できます。)


クィックツアーの開始

完了後、使用する言語の選択画面が表示されます。「日本語(日本)」を選択し、「続行」をクリックします。

ようこそ画面が表示されます。管理者のアバターを設定し、「次へ」をクリックします。
(後ほどユーザープロファイル画面からも設定できます。) 


プロジェクトを作成します。「新規プロジェクトを作成」をクリックします。


プロジェクトのテンプレート選択画面が表示されます。
自身のプロジェクトにマッチしたテンプレートを選択し「次へ」をクリックします。



プロジェクト名とキーを入力し、「送信」をクリックします。


プロジェクトが作成されました。



インストール完了

これでインストール完了です。

画面右上の歯車アイコンを押下後、メニュー内の「システム」より管理画面を呼び出し、Jira Service Desk の設定を行います。

5.日付書式の設定


日付の設定

デフォルトでは「日/月/年」となっていて見づらいので、設定を「年/月/日」に変更します。日付の設定を変更することで下記のように表示することができます。



変更前


変更後


管理画面の「システム」→「ルックアンドフィール」のリンクをクリックします。



現在の日付の書式を確認できます。

 

以下のように入力し「更新」ボタンで更新します。



時刻の書式HH:mm
日付の書式EEEE HH:mm
完全な日時の書式yyyy/MM/dd HH:mm
日/月/年の書式yyyy/MM/dd

 

日付ピッカーの書式変更

 

カレンダーから日付を選択する日付ピッカーについても、設定を変更することで以下のように見やすくすることができます。

 

変更前

変更後



管理画面の「システム」→「一般設定」リンクをクリックします。

画面の一番右にある「詳細設定」ボタンをクリックします。





以下の通り4か所を修正してください。

変更前



 

jira.date.picker.java.formatyyyy/MM/dd
jira.date.picker.javascript.format%Y/%m/%e
jira.date.time.picker.java.formatyyyy/MM/dd HH:mm
jira.date.time.picker.javascript.format%Y/%m/%e %H:%M



変更後

 

6.インストール終了

 

以上でインストールは終了です。お疲れさまでした。