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はじめに

ここでは、Atlassianの継続的インテグレーションサーバーであるBambooをLinux環境にインストールする手順について紹介します。
Bambooでは、ソフトウェア開発のビルド、テスト、ディプロイやリリースを自動化できます。機能の詳細については、こちらのページもご確認ください。

インストールする環境は以下を想定しています。

プログラムディレクトリ/opt/atlassian/bamboo
データディレクトリ/var/atlassian/application-data/bamboo-home

コンテキストルート
(URLでサーバー名に続く文字)

/bamboo
インストールを実行するユーザーroot
Bamboo稼働ユーザーbamboo
DBBambooと同一のコンピュータにインストールされたPostgreSQLを利用(今回はbamboo_dbを使用)
javaJava SE 8u91
起動方法サービスとして登録し、自動起動する

ご注意ください

Bamboo 5.12のサポートするjavaは、Oracle JDK 1.8、Open JDK 1.8です。
Bamboo 5.12のサポートするPostgreSQLは、「9.2-9.5」です。

最新の情報は、Atlassianのサポートプラットフォームのページ

https://confluence.atlassian.com/display/BAMBOO/Supported+platforms )で確認できます。

このページの手順を実施する前に、以下のページの手順を実施して下さい。

1、JDK

ここではJDK8 インストールについて説明します。本ドキュメントでは2016年7月時点での最新バージョンである「JDK 8u91」を使用します。

ダウンロード

JDKをJava SEのダウンロードページからダウンロードします。
Java Platform(JDK) 8u91」の「DOWNLOAD」をクリックします。


Java SE Development Kit 8 Downloads」ページが表示されます。
使用ライセンスの内容を確認してから、「Accept License Agreement」をクリックしてチェックを入れます。

ダウンロードリンクが利用できるようになりますので、ご使用の環境にあわせて「Linux x86」(32ビット)または「Linux x64」(64ビット)のrpmパッケージをダウンロードします。

インストール

ダウンロードしたファイルをrpmコマンドでインストールします。インストールにはroot権限が必要です。

[root@jiraserver home]# rpm -ivh jdk-8u91-linux-x64.rpm
準備中... ########################################### [100%]
1:jdk1.8.0_91 ########################################### [100%]
Unpacking JAR files...
tools.jar...
   plugin.jar...
javaws.jar...
deploy.jar...
rt.jar...
jsse.jar...
charsets.jar...
localedata.jar...
jfxrt.jar...

動作確認

[root@jiraserver home]# java -version
java version "1.8.0_91"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_91-b14)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.91-b14, mixed mode)

2、ダウンロード

Bambooは、Atlassianのホームページからダウンロードできます。

「Products」をクリックし「View all products」をクリックします。

製品の中から「Bamboo」を選択します。

「Pricing」をクリックします。

「Download a free trial」をクリックします。

ダウンロードするファイルを選択する画面が表示されます。ここでは、「Bamboo 5.12.x - TAR.GZ Archive」の「Download」をクリックします。
(以前のバージョンをダウンロードしたい場合は「downloads archive」をクリックします。ページが移動しますので該当のバージョンをダウンロードしてください。)
ダウンロードしたファイルは適当なディレクトリに保存してください。

3、インストール

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、Bambooをインストールします。

解凍する

Atlassianのサイトからダウンロードしたファイルは、tar.gz形式で圧縮されているので、まず解凍します。
ダウンロードしたファイルを保存したディレクトリに移動し、「tar xvf  atlassian-bamboo-5.12.x.tar.gz」コマンドを入力してください。

[root@jiraserver home]# tar xvf atlassian-bamboo-5.12.3.1.tar.gz
atlassian-bamboo-5.12.3.1/
atlassian-bamboo-5.12.3.1/NOTICE
atlassian-bamboo-5.12.3.1/README.html
atlassian-bamboo-5.12.3.1/README.txt
atlassian-bamboo-5.12.3.1/atlassian-bamboo/
atlassian-bamboo-5.12.3.1/atlassian-bamboo/.compile-less.less-compilation-marker
atlassian-bamboo-5.12.3.1/atlassian-bamboo/META-INF/
atlassian-bamboo-5.12.3.1/atlassian-bamboo/META-INF/maven/

 (中略)

atlassian-bamboo-5.12.3.1/temp/README.txt
atlassian-bamboo-5.12.3.1/temp/safeToDelete.tmp
atlassian-bamboo-5.12.3.1/tomcat-docs/
atlassian-bamboo-5.12.3.1/tomcat-docs/LICENSE
atlassian-bamboo-5.12.3.1/tomcat-docs/RELEASE-NOTES
atlassian-bamboo-5.12.3.1/tomcat-docs/RUNNING.txt
atlassian-bamboo-5.12.3.1/webapps/
atlassian-bamboo-5.12.3.1/work/

プログラムディレクトリに移動

解凍したファイルをプログラムディレクトリに移動します。
ここでは「/opt/atlassian/Bamboo」ディレクトリをプログラムディレクトリとして用意しました。

[root@jiraserver home]# mkdir -p /opt/atlassian/
[root@jiraserver home]# mv atlassian-bamboo-5.12.3.1 /opt/atlassian/
[root@jiraserver atlassian]# cd /opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.3.1/


[root@jiraserver atlassian-bamboo-5.12.3.1]# ls -l
合計 104
drwxr-xr-x. 37 root root 4096 7月 4 23:21 2016 atlassian-bamboo
-rwxr-xr-x. 1 root root 1375 7月 4 23:19 2016 bamboo.sh
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 7月 4 23:21 2016 bin
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 7月 4 23:21 2016 conf
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 7月 4 23:21 2016 lib
drwxr-xr-x. 2 root root 49152 7月 4 23:21 2016 licenses
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 7月 4 23:21 2016 logs
drwxr-xr-x. 6 root root 4096 7月 4 23:21 2016 scripts
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 7月 4 23:21 2016 temp
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 7月 4 23:21 2016 tomcat-docs
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 7月 4 23:21 2016 webapps
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 7月 4 23:21 2016 work

データディレクトリとコンテキストルートの指定

Bambooの実行データを保存するデータディレクトリを指定します。
エディタで「/opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.x/atlassian-bamboo/WEB-INF/classes/bamboo-init.properties」を開き、以下のように編集してください。

/opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.x/atlassian-bamboo/WEB-INF/classes/bamboo-init.properties

## You can specify your bamboo.home property here or in your system environment variables.

bamboo.home=/var/atlassian/application-data/bamboo-home

指定したディレクトリをまだ作っていないときは、以下のコマンドを入力してディレクトリを作成します。

mkdir -p /var/atlassian/application-data/bamboo-home

続いて、Bambooのコンテキストルートを指定します。コンテキストルートは、URLでサーバー名に続く文字です。

例えば「http://www.dummyserver.com:8085/bamboo」の太字部分がコンテキストルートになります。 

コンテキストルートは、Bambooの設定ファイルを編集して指定します。
「/opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.x/conf/server.xml」をエディタで開き、以下の部分を編集してください。 

/opt/atlassian/Bamboo/conf/server.xml

<Engine name="Catalina" defaultHost="localhost">
  <Host name="localhost" appBase="webapps" unpackWARs="true" autoDeploy="true">

    <Context path="/bamboo" docBase="${catalina.home}/atlassian-bamboo" reloadable="false" useHttpOnly="true">

       <!--<Resource name="UserTransaction" auth="Container" type="javax.transaction.UserTransaction"-->
          <!--factory="org.objectweb.jotm.UserTransactionFactory" jotm.timeout="60"/>-->
       <Manager pathname=""/>
    </Context>

  </Host>

Bambooの起動と終了

Bambooを起動するには、/opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.x/bin/start-bamboo.sh を実行します。

[root@jiraserver bin]# ./start-bamboo.sh

To run Bamboo in the foreground, start the server with start-bamboo.sh -fg

Server startup logs are located in /opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.3.1/bin/logs/catalina.out

Bamboo Server Edition
Version : 5.12.3.1


If you encounter issues starting or stopping Bamboo Server, please see the Troubleshooting guide at https://confluence.atlassian.com/display/BAMBOO/Installing+and+upgrading+Bamboo

Using CATALINA_BASE: /opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.3.1
Using CATALINA_HOME: /opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.3.1
Using CATALINA_TMPDIR: /opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.3.1/temp
Using JRE_HOME: /usr
Using CLASSPATH: /opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.3.1/bin/bootstrap.jar:/opt/atlassian/atlassian-bamboo-5.12.3.1/bin/tomcat-juli.jar
Tomcat started.

起動すると、/opt/atlassian/Bamboo/logs/bamboo.log に以下のようなメッセージが表示されます。

2016-07-14 16:58:10,534 INFO [localhost-startStop-1] [BootstrapLoaderListener] Starting BootstrapLoaderListener
2016-07-14 16:58:10,534 INFO [localhost-startStop-1] [lifecycle] *******************************
2016-07-14 16:58:10,534 INFO [localhost-startStop-1] [lifecycle] * Bamboo is starting up *
2016-07-14 16:58:10,534 INFO [localhost-startStop-1] [lifecycle] *******************************
2016-07-14 16:58:10,535 INFO [localhost-startStop-1] [ServletContextHolder] Setting servlet context: Bamboo
2016-07-14 16:58:10,557 INFO [localhost-startStop-1] [lifecycle] atlassian.org.osgi.framework.bootdelegation set to javax.servlet,javax.servlet.*,sun.*,com.sun.*,org.w3c.dom.*,org.apache.xerces.*
2016-07-14 16:58:11,774 WARN [localhost-startStop-1] [InetAddressBean] Cannot determine local host name; using "localhost".

Bambooが起動したら、ブラウザーでアクセスしてセットアップウィザードを開始します。

4、セットアップ

ブラウザーを使ってBambooに初めてアクセスすると、セットアップウィザードが表示されます。セットアップウィザードでは、ライセンスキーの登録やデータベースの設定などを行います。

ご注意ください

ブラウザーからBambooにアクセスするときは、“localhost”“127.0.0.1”のように自分自身のコンピュータを指すサーバー名やIPアドレスは使用しないでください。代わりに、コンピュータの外部からアクセスできるサーバー名やIPアドレスを使用します。具体的なサーバー名やIPアドレスがわからないときは、ネットワーク管理者、またはシステム管理者にご確認ください。

“localhost”“127.0.0.1”を使ってセットアップウィザードを実行すると、ベースURLが誤って設定される可能性があります。

ブラウザーで「http://(IPアドレス または ホスト名):8085/bamboo」にアクセスすると、以下のようなセットアップウィザードの画面が表示されます。
この画面ではライセンスキーを入力します。弊社からメールでお送りしたライセンスキーを入力してください。
入力できたら、今回はPostgreSQLを使うように設定したいので「Custom Installation」ボタンをクリックします。

Bambooの全体的な設定を行います。インストール時に指定しておいたコンテキストルートが表示されていることを確認してください。
Continue」ボタンをクリックして次に進みます。

Bambooの使用するデータベースを設定します。Bambooは内蔵データベースで動作させることもできますが、実用上パフォーマンス面で問題があります。今回は外部データベースとしてPostgreSQLを使用します。

Select Database」で「External Database」を選択し、ドロップダウンリストから「PostgreSQ」を選択します。選択できたら「Continue」ボタンをクリックします。

データベースへの接続方法を指定します。
Connection Type」では「Direct JDBC connection」を選択します。「Database URL」テキストボックスでは、URLの最後の部分をデータベースインストール時に指定したデータベース名に置き換えます。 「User Name」テキストボックスと「Password」テキストボックスには、Bamboo用に作成したデータベースユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。
各項目を指定できたら「Continue」ボタンを押して次に進みます。 

指定したデータベースに接続し、Bambooで使用するための準備を行います。
この作業には少し時間がかかります。しばらくお待ちください。

Bambooで使用する初期データを選択します。今回は新規にインストールして始めるので、「Create a new Bamboo home」を選択し「Continue」をクリックします。

Bambooの管理者ユーザーを指定します。

Usernameユーザー名を指定します。ログイン時に入力する名前です。
Password管理者ユーザーのパスワードです。
Confirm Passwordパスワードの確認入力です。「Password」に指定したものと同じパスワードを入力します。
Full Name画面に表示されるユーザー名です。
EmailBambooからの通知などを受け取るためのメールアドレスです。

指定できたら「Finish」ボタンを押してセットアップウィザードを終了します。

セットアップウィザードの終了処理を行います。この作業には少し時間がかかります。しばらくお待ちください。

セットアップが終了すると、以下のようにBambooの初期画面が表示されます。




以上でBambooのセットアップは終了です。

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